私が世界のハゲを救う

人は何故ハゲるのか、ハゲは何故治らないとされているのか、真剣に考察して独自のハゲ理論を展開し、世界のハゲ達を救うブログ。

若ハゲというか若者の薄毛が多い理由

若ハゲの若者たちはどんなハゲか

最近、若者のハゲというか薄毛が多いと感じる。ここで言う若者とは、10代後半~20代あたりを指している。大学生から、社会人の若手と呼ばれるような年代のことだ。薄毛は、一般的には中年以降特有の現象だと思われているが、実態としては中年以降に限らず、このような若者にも薄毛が蔓延している。

 

私は、趣味は悪いが、他人の頭をしょっちゅう観察している。会社の中だったり、電車の中だったり、街を歩いていたり、あらゆる状況でも他人の頭を意識的に見ている。なんとも気持ちの悪い趣味である。

常に観察していると分かってくるのだが、若い年代にもかかわらず、つむじ付近がやや薄くなっている人をが割と頻繁に見かけるようになった。明らかに高校生と思われる若者でも、薄くなっている人が少ないとは言え、一定割合で存在している。(私が高校生のときは薄くなっている奴なんて居なかったと思うが…。居たらイジメとかネタのターゲットになるはずだが、そんな理由でのターゲットは見たことがない。)

 

薄毛のタイプとしては、つむじ付近の頭頂部や薄くなっているだけで、ツルピカハゲは居ないし、前頭部が薄くなっているタイプもあまり見かけない。だが、言い方を換えると、現時点では頭頂部が少し薄くなっているだけで済んでいるのかもしれないが、近い将来、ハゲの仲間入りを果たしてしまうかもしれない。そう、ハゲ予備軍ということだ。

 

若ハゲの原因として考えられるのはやはり3大ハゲ原因

なぜ、若者の薄毛が増えているのだろうか。それについて考えたい。

 結論から言うと、私が提唱する3大ハゲ原因の全てに触れているから薄くなっているのであり、近年の若者の生活習慣が、3大ハゲ原因にドンピシャでハマっているのである。3大ハゲ原因とは、下記の3つである。

  1. 頭皮に十分な血液が巡っていないから
  2. 血液の品質が悪いから
  3. 外的要因により頭皮に異常があるから

 

頭皮に十分な血液が巡っていないことも原因のひとつ

まず「1. 頭皮に十分な血液が巡っていないから」についてだ。
近年ではスマートフォン(以下、スマホ)が広く普及し、学生でも一人一台以上を持つ時代になっている。スマホを操作する時、大部分の人は姿勢が非常に悪い。俯くように頭が垂れ下がり、首が折れ曲がるような角度で下を向いている。これをスマホ首と呼んでいるようだ。

余談だが、電車の中で座っている人がほぼ全員が俯いてスマホを触っている姿は、滑稽を通り越してもはや危機的状況であると感じる。このような悪い姿勢が習慣となり、多くの人が首や肩を傷めているのは現代病と言うべきか。

 

首や肩を傷めるのも当然である。頭部は約5~6kgあり、ボウリング球と同じような重さを持っている。正しい姿勢であれば背骨・頸椎が真下から真っすぐ支えるので負担は小さいが、スマホ首の状態だと首・肩の筋肉で前に倒れる重い頭部を支持し続けなければならない。当然のごとく、これは筋肉的にはとても負担なことであり、結果として首コリや肩コリを招いている。スマホだけでなく、パソコンが必須のこの時代。目を酷使していることも要因のひとつだろう。

 

コリという症状は、筋肉が硬くこわばり、固まった状態である。この状態だと、血管が圧迫され、血流が悪くなる。首・肩あたりの血流が悪くなると、それがボトルネックとなって、頭部への血流も減る。少ない血流も、超重要器官である脳への供給が優先され、頭皮への供給は2の次3の次である。頭皮への血流が減り、すなわち栄養分の供給が減ったことにより、結果として頭髪を育てる毛包の活動が停滞する。停滞すると頭髪は抜けやすく、生えてくる毛は細く弱々しい。この時点、薄くなり始めたタイミングが、若者には多いようだ。注意しなければならないのは、この状態が続くと、やがて毛包の活動が休止し、毛は生えてこなくなる。そして、ツルピカハゲの出来上がりとなる。

 

血液の品質が悪いことも原因のひとつ

続いて、「2. 血液の品質が悪いから」についてだ。
結論から言うと、現代時は食生活がかなり悪く、そのせいで血液の品質が非常に悪い。と言うのも、現代では無数のコンビニが乱立し、どこに行ってもコンビニを目にする時代だ。 また、ファストフード店も充実し、いつでもどこでもお手軽に食事できるようになったし、味も悪くない。それは良いのだが、問題なのは、コンビニ食もファストフードも、ジャンクな食事だということだ。

 

ジャンクな食事は、血液を汚し、血液の品質低下を招く。血液は、酸素と養分を身体の隅々に運ぶ役割を持っているが、血液が汚いと養分は足りないわ血管は詰まるわで、身体に良質なものを届けることができない。若者はコンビニやファストフード店を利用する割合が比較的高く、ジャンクな食事により血液を汚している。こうして、頭皮まで十分な酸素と養分を運ぶことができなくなり、髪は薄くなり、やがてハゲることになる。

 

外的要因により頭皮に異常があることも原因のひとつ

最後に、「3. 外的要因により頭皮に異常があるから」についてだ。
悪者は、シャンプーを代表とするヘアケア製品だ。テレビやインターネットや雑誌の広告で、ヘアケア製品の広告は絶え間なく目にする。とても素晴らしい効果がこれでもかというくらいに宣伝されており、誰もが使ってみたくなるのは分からないでもない。特に、オシャレや流行に敏感な若者は、ヘアケア製品を使い込んでいるであろう。

 

だが、シャンプーは頭皮バリアを破壊し、シャンプー自身が有害物質であるため、有害物質の体内への侵入を許してしまうことになる。また、シャンプー後にトリートメントやヘアワックスを使用することで、更なる有害物質侵入が発生する。

 

こうして我慢できなくなった身体は、頭皮の毛穴を閉じて有害物質の侵入を防ごうとする。毛穴を閉じるということは、頭髪を細くする、あるいは脱毛させることになるが、頭髪を犠牲にしてでも有害物質の侵入を防ぎたいのである。

 

 自分のハゲに気付け若者たちよ

若者の薄毛について上記の通り考察してみたが、案外、若者は自分の頭が薄くなっているなんて思いもよらないだろうし、自分がハゲるとは思っていないだろうし、てっぺんが薄くなっていることに気付いていないのかもしれない。

 

気付いていないのはある意味で幸せなのかもしれないが、もし後で気付いて悩み始めたとしても、それはもう手遅れかもしれない。対策は早いほど良いのは間違いない。薄毛予防のためにも、まず自分でハゲに気付くべし!当たり前であるが、適切な問題解決の前に状況を正確に把握することは必要不可欠である。だから、自分でハゲに気付くべし!そして上記の3大ハゲ原因を取り除いた生活習慣を取るべし!

 

上記は、若者の薄毛の原因に関する考察だが、対策方法については下記の記事を参照して頂きたい。繰り返すが、対策は早いほど良い。

www.baldworld5565.com

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 ハゲに幸あれ。

 

薄毛治療薬の弊害

現代での薄毛治療のトレンドのひとつに、飲むタイプの薄毛治療薬がある。飲むタイプとは、フィナステリドを主成分とする内服薬のことをここでは指す。だが、このタイプの薄毛治療薬を使う前に、慎重に検討しなければならないことがある。薄毛治療薬の概要や弊害について以下に記す。

 

まず、薄毛のメカニズムについて、現代の定説を以下に記載しておく。
男性ホルモンであるテストステロンが、頭皮に存在する還元酵素5αリダクターゼと結合することで、DHT(ジヒドロテストステロン)に変換される。毛乳頭にある男性ホルモンレセプターとDHTが結合して脱毛因子TGF-βを増やし、このTGF-βが毛乳頭や毛母細胞に対して脱毛するように命令する。というのが、薄毛のメカニズムの定説となっている。

 

フィナステリドが薄毛の治療薬になっている根拠は、テストステロンと5αリダクターゼの結合を阻害する効果がフィナステリドにあり、DHTが生成されることを防ぐことで結果的に脱毛が減り、薄毛になりにくいという理論、というのが薬の効果の定説となっている。

 

さて、ではなぜ、テストステロンと5αリダクターゼは結合しようとしているのか?現代の定説には、その観点が抜け落ちている。定説だと遺伝の一言で片づけられているが、毛髪の役割について考え、野生の動物にハゲが存在しないことを考慮すると、遺伝で決まるという点は理論として筋が通っていない。筋が通っていないことは、当然ながら信用することができない。

 

視点を変えて考えてみると、「何かしらの必要性」により、身体はやむを得ず毛を切り離そうとしていて、その結果、テストステロンと5αリダクターゼを結合させて脱毛させようとしているのではないか。つまり、テストステロンと5αリダクターゼの結合は、あくまで脱毛のための手段なだけであって、結合させて脱毛させなければならない原因が別にあるのではないか、というところが私の考えである。

 

薄毛の真の原因を追究するには、上記の「何かしらの必要性」を考えなければならない。身体にはホメオスタシスという恒常性機能があり、意思とは無関係に常時働く機能を備える。この機能により、身体は毛髪を犠牲にして、その代わりに何かを守っていると仮定すると、薬で強制的に脱毛を阻止するのは、何か間違っていないだろうか。

 

例えば、有害物質を切り離すために脱毛が必要なのであれば、薬による妨害は有害物質を身体に留めることになり、身体の健全性を損なう。あるいは、外部からの有害物質の侵入を防ぐために、脱毛して毛穴を閉じる必要があるのであれば、薬による妨害は有害物質の侵入を継続させることになり、身体の健全性を損なう。このように、単に脱毛を阻止すると言っても、その裏には多くの犠牲が存在することを忘れてはいけない。

 

薬の副作用とは、この犠牲による身体的不調なのかもしれない。更に、薬を服用し続けることは、肝臓や腎臓にダメージを蓄積することになり、思いもよらない病気を引き起こすかもしれない。

 

薄毛治療薬は、一時的に脱毛を抑制することができるかもしれないが、それにより身体に不調をきたすかもしれないし、そもそもこの薬の原理上、根本治療ではなく明らかに対症療法であるため、薬を止めればすぐに毛を失うことになる。一生飲み続ける覚悟があるか、最初に慎重に考えておかなければならない。

 

薬を使うことが、いかに諸刃の剣かが理解できたと思う。現代では、薄毛の真の原因は、科学的には解明されていいないと言って良い。現時点ではテストステロンと5αリダクターゼの結合がどうたら言っているが、「なぜ」結合するのかは明らかになっていない。真の原因が科学的に解明されていない現代で、薬に頼った対策を採るのは非常に危険である。解明されていないのに、なぜその薬が有効と言えるのだろうか。統計上では脱毛抑制の傾向があるのは分かるが、身体全体を対象とした、真の意味での根本治療にはなっていないことは明らかである。

 

この手の薄毛治療薬は、一時的で部分的な効果を前面に押し出して商品を売りたいだけのようにしか私には見えない。科学的に解明できないのであれば、生物の原点に立ち返って思考しなければならない。ハゲは人間にしか起こらない。従って、ハゲの原因も、人間しかやっていない行為が原因であることは明白である。薬に頼らず、生物として本来どうあるべきなのか、このように思考することを基本としなければならない。

 

ハゲに幸あれ。

 

シャンプーの弊害

人間は何故シャンプーするのだろうか。地球上のいかなる動物を見てみても、シャンプーしている動物は人間だけだ(人間に飼育されているペット除く)。

 

人間がシャンプーするのは、インターネットやテレビのメディアによって皮脂が悪者と刷り込まれているために、皮脂を毎日洗い流さなければならないという強迫観念が出来上がってしまっていることがシャンプーの動機となっている。

 

また、近年では、メントール配合のシャンプーで爽快感を得たり、フレグランス配合によるアロマ効果で癒しを得たり、付加価値を持つシャンプーが少なくない。このように、嗜好品としての消費が動機となっている側面もある。

 

いずれにせよ、シャンプーするという行為は、人間が作り出した文化・慣習であり、生体としては本来は必要のない行為である。他の野生動物にはハゲなど一切存在しないことを見てみればそれは一目瞭然であり、シャンプーは人間特有の行為であることは明らかである。

 

シャンプーは洗剤であり、アルカリ性である。皮脂は油分であり、酸性である。皮脂は油なので水とは混ざらないので、水だけで洗髪しても皮脂は落ち切らない。だから、シャンプーを使って皮脂を中和し、水で洗い流せるように変化させている。

 

洗い上がりは、油分がごっそり洗い流されているので、毛髪や頭皮はサラサラと言えば聞こえは良いが、実際にはカサカサとかパサパサという表現の方がニュアンスは正確。整体としては本来必要な皮脂が無くなってしまっており、乾いた状態と思ってほしい。

 

シャンプーにより、皮脂と言う頭皮のバリアが破壊除去され、頭皮の防御力がゼロになったところに、更に指で頭皮を擦るという物理攻撃を加えているのが、シャンプーするという行為の実態である。この物理攻撃により、毛髪のキューティクルは荒らされて枝毛や切れ毛となるし、頭皮はダメージを受けて炎症を起こし頭皮の赤みが発生するし、皮脂バリアを復活させようとして皮脂が過剰に分泌されたり、これをこじらせると脂漏性皮膚炎となってしまう。

 

シャンプーするという行為が、いかに破壊力のある行為であるかが伝わったと思う。良かれと思って頭を洗った結果が、実は毛髪や頭皮を破壊しているという自傷行為となっているのだ。

 

悪いのはシャンプーだけではない。多くの人はシャンプーの後にリンスやトリートメントで毛髪や頭皮に潤いを与えているつもりなわけだが、これらは人工的な油分であり、身体との相性は非常に悪い。人工的な物質は身体にとって異物であり、有害物質である。シャンプーにより頭皮の防御力がゼロになったところに、この有害物質が塗布されてしまうと、有害物質が毛穴を通じて体内に侵入してしまう。

 

身体が持つ素晴らしい機能として、このような有害物質侵入を物理的に防ぐために、「毛穴を閉じる」という動作がある。毛穴を閉じるということは、当然ながら毛髪が細くなり、抜けやすくなり、生えにくくなるということである。つまり、皮肉であるが、この素晴らしい機能を持つがゆえに、シャンプー等を使い続ければ結果的にハゲるということだ。

 

以上のことから、シャンプーは行わない方がよい。いや、止めなければならないのだ。シャンプーを断つには、下記記事を参考にされたし。

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ハゲに幸あれ。

 

ハゲの原因を追究する際の盲点

もし、あなたがハゲたとしよう。あなたが最初にすることは何だろうか。大半の人が「ハゲた原因」について考え、突き止めようとする。その次に、ハゲた原因に対する対策を立てようとする。

 

だが、ハゲた原因を考えたところで正しい原因に辿り着くことはできず、遺伝とかストレスとかの一言で片づけてしまうのが、ハゲ克服を遠ざけている最大の要因である。

 

真の原因を突き止めなければ、適切な対策など立てられない。しかし、ほぼ全ての人が原因を突き止めることができないので、適切な対策できるはずもなく、手っ取り早く育毛剤や発毛剤などの薬剤に手を出してしまう。だが、これら薬剤も適切な対策にはなり得ず、根本的効果は無い。

 

そもそもハゲの原因は、ひとつでないことがほとんどだ。複数の原因から成ることが多い。更に、原因のひとつひとつには程度の強弱があり、人の体質や生活環境によって程度の差が発生する。例えば、「1. 頭皮に十分な血液が巡っていないから」が70%、「3. 外的要因により頭皮に異常があるから」が30%の場合もあれば、その逆もある。人によって千差万別である。

 

従って、ハゲた原因を追究する際は、複合的に考察しなければならない。だが、一般にはそれが出来ない。なぜなら、インターネットをはじめとした世の中の「ハゲに関する情報」には、偏りと誤りがあるからだ。

 

偏りと誤りを生む原因は、情報提供者は利益を得るために、情報にバイアスを掛けているからである。情報提供者とは、大半がインターネットあるいはテレビを媒体とした「ヘアケア製品の販売者」「ヘアケアサービスの提供者」「アフィリエイター」で構成されている。

 

これらの者に共通することは、皆ビジネスであり、自分の商品やサービスを消費者に売りたいところにある。商品やサービスを売るために、一部の事象を一般化して誇張したり(これが偏り)、その結果、ハゲの原因としてピント外れな理論になっていたりする(これが誤り)。「皮脂が溜まるとハゲる」という説はよく耳にするが、これが偏りと誤りの代表例である。

 

単一の原因や対策が、万人に当てはまるわけがない。「皮脂が溜まるとハゲるから丁寧にシャンプーしなさい」という対策案をよく聞くが、ハゲている原因が別にあるならば、念入りにシャンプーしていても全く解決しない。別の原因を探し当てなければならないが、調べても分からないまま、次第に遺伝とかストレスで片付けられる。

 

そもそも、皮脂が溜まるとハゲるというのは誤りだし、そんなことを言うと、一般人は「何が正しくて何が誤りなのか判断できない」と嘆くだろう。そんな悩みを解決するために当ブログが存在する。

 

とにかく伝えておきたいのは、世の中の情報には何かしらのバイアスが掛かっているから、鵜呑みにしてはいけないということだ。主に、ヘアケア製品を勧めるようなハゲ対策の情報には注意が必要であるし、個人的には信じてはいけないと考えている。

 

真の原因を突き止めるには、本来の身体的機能に立ち返り、筋の通った仮説を立てて検証しなければならない。ただ、それは誰にでも出来ることではないし、すぐに出来ることでもないと思う。私も、26歳のときにハゲたときは、インターネットの情報を鵜呑みにして高価なヘアケア製品を購入して使用し、特に効果もなく失敗したこともあった。

 

その後、幾度となくハゲについて思考を繰り返し、現在のハゲ理論に辿り着いた。このブログは、ハゲ対策で失敗する人がいなくなるように、道標として私の経験と理論を記録しているものである。

 

ハゲに幸あれ。

 

皮脂でギトギトの頭と髪をどうすれば改善できるか

悩みの種「ギトギト」

脂で頭がギトつくのは非常に辛いことだ。不潔に見えるし、思ったようなヘアスタイルにならないし、臭ってくることもあるからだ。見た目が悪く、社会的にも極めて劣勢なポジションであるギトギト。改善したくても改善できない、改善する方法が分からない、といった悩めるハゲ達も多いだろうが、実はそのメカニズムはシンプルなものである。そのメカニズムと、ギトギトの改善方法について以下で説明する。

  

ギトギトはシャンプーでは改善しない

ギトギトを改善したいがために、高価なシャンプーを何種類も試したものの、全く改善しないという人は少なくないはず。むしろほとんどの人が改善しなかっただろう。脂が多いから少しでも脂を減らそうと強くシャンプーをするわけだが、頭皮も頭髪も傷めるし、改善するどころか脂は更に増えるし、何もいいことが無く、途方に暮れていることと思う。

髪がサラサラしていて清潔感を持つことに憧れているのに、その期待とは裏腹にどんどん皮脂は増え、頭皮は鈍く光り、頭髪もギトギトに。風呂に入った直後はいいが、1時間もするとギトギトしてくる。毎日鏡を見てはウンザリするような、そんな悩みが目に浮かぶ。

 

というのも、私自身がそうだったからだ。どんなに高価で口コミの良い育毛シャンプーを使って入念に洗っても、すぐにギトギトしてくる。

就寝前に風呂に入り、念入りにシャンプーしてスッキリするものの、朝起きたら後頭部と側頭部が脂でベターっと貼り付いている。櫛で梳かしてみても、妙な束感があり、サラッとせずベタつく。それが嫌で朝もシャンプーすることが増え、余計に頭皮にダメージを与える。そんな悪循環を繰り返していた。

 

改善しないのは対策方法が間違っているから

どんなに高価なシャンプーを使っても、入念にシャンプーをしても、何も改善しない状況に嫌気が差し、私は視点をガラリと変えて考えてみるようになった。何も改善しないのは対策が間違っているからに違いない。では間違っているのは何か?

 

人間の身体や生活は本来どんなものか?もっと広い世界で考えると、動物の身体や生活はどうなっているか?生活習慣病に悩み、薄毛に悩む人間は野生の動物と比べると何かが違うはず。そう考えるようになった。


本来、皮脂を徹底的に洗い流す必要が無いことにはすぐに気付いた。なぜなら、他の野生の動物は、誰もシャンプーなんぞしないからだ。シャンプーはともかくとして、皮脂を洗い流すような素振りをする動物はおらず、例えば犬や猫は本来は水に濡れることすら極端に嫌うわけだし、でも野生の動物は、ずっと屋外で暮らしているにもかかわらず、毛並みはフサフサだし、脂でギトギトしていることもない。ギトギトしているのは人間だけだ。

 

逆から考えると、皮脂を洗い流さないからこそ、毛並みがフサフサしてギトギトしていないのではないか?そう考えるのはごくごく自然だろう。

 

もう一度考えたい、皮脂の役割について

そうなると次に考えるようになったのは、皮脂の役割だ。現代ではなにかと悪者にされる皮脂だが、本当に悪いものだろうか?皮脂は何のために存在するか?と問われると、おそらくほとんどの人が「皮膚を守るため」と答えるだろう。意外とそれは正解である。

皮脂は皮膚のバリアとなり、毛髪をコーティングして水を弾く効果がある。頭部に限定した言い方に換えると、頭皮と頭髪を守るために頭皮の毛穴から皮脂が分泌されているのである。


従って、皮脂は人体にとって必要な分泌物である。ではなぜ、現代人は皮脂が多すぎて悩むのか?それは、皮脂を取り除きすぎたことにより、人体が「皮脂が無くなっている!頭皮を守るためにもっと分泌せねば!」と躍起になってドバドバ分泌しているのである。

 

一時的なスッキリ感を得るために念入りにシャンプーをし、皮脂が無くなって、より多くの皮脂が分泌される。身体の反応としてはごくごく自然である。頭皮を守るために皮脂を分泌しているのだから、それが無くなればもっと分泌するのは当たり前だろう。

 

原因が分かれば対策方法は明確

ではどうすればギトギトを改善できるのか?答えは言うまでもなく、「シャンプーをやめる」である。「皮脂を頭皮上に残す」と言い換えてもよい。とにかく、皮脂が足りないとより多くの皮脂を分泌するようになることは、人体の自然な反応であり、なんら疑う余地はない。

 

私はシャンプーをやめてから、皮脂量は劇的に変化した。夜に風呂でお湯だけで頭を洗い(ノーシャン・メソッド)、朝起きた時点でも全くベタつかずサラッとしている。妙な束感は無いし、しっとりしていてサラサラしている。髪にコシとボリュームがあり、艶もある。夕方になってもまったくベタつかず、サラッとしたままだ。

そんな理想的な髪が、シャンプーをやめるだけで手に入るなら、これを試さない手はないだろう。シャンプーをやめることで、皮脂量が足りていると認識されて、徐々に皮脂の分泌量が適正化されていく。もうこれでギトギトは怖くない。

 

ノーシャン・メソッドについては下記記事を参照されたし。

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ハゲに幸あれ。

 

抜け毛の本数はハゲと関係しない

抜け毛は正常な身体的代謝機能である

抜け毛の本数は、一般的に50~100本/日と言われている。しかし、例え1日に200~300本抜けようとも、それと同じ分だけ健全な頭髪が生えてくるならば、頭髪は減っていかないので何ら問題はない。

 

つまり、抜け毛の本数には個人差が大きく、抜け毛の本数が多いからハゲるというわけでもなく、抜け毛の本数が少ないからハゲないという話では決してない。例え、抜け毛が非常に少ないとしても、抜けた毛根から新しく毛が生えてこないならば、徐々に頭髪は減っていき、ハゲに仲間入りすることになるだろう。 

 

そもそも、抜け毛が少なければ少ないほど良いと考える現代の風潮がまず間違っている。抜け毛は、身体の代謝機能のひとつであり、必ず起こることである。体内の重金属や有害物質を毛髪に含めて体外に排出する。これが毛髪の役割の一つであり、毛髪を定期的に切り離す、つまり脱毛させることで、体内の浄化が行われる。脱毛は身体の正しい機能であり、必要不可欠な現象である。脱毛が無い、あるいは極端に少ないのは異常なことであることを理解しておかなければならない。

 

気にすべきは抜け毛ではなく「発毛力」

 気にしなければならないのは、抜け毛の本数などではなく、健全な頭髪を発毛する力を持っているかどうかである。発毛する力とは、「血流」「血液の品質」「シャンプーしないこと」による基礎としての発毛力のことである。決して、発毛剤を使った場合の表面的な発毛力のことではなく、身体の根本の実力となる発毛力のことを、ここでは言っている。

 

発毛力を十分に持っていれば、抜け毛など全く気にならない。それは「お金」と同じ感覚だ。どんなに浪費しても、収入がそれ以上にあれば財産は減らないし、気にならないだろう。頭髪も同じで、抜け毛は多くとも、それ以上に健全な頭髪が生えてくるならば、何も気にならないだろう。

 

だから、抜け毛の本数なんぞ気にしていないで、「発毛力」を早く向上させなければならない。発毛力をどうやって向上させるかは、下記記事を読んでハゲの原因について理解すれば、発毛力の向上に繋がる行動を自ずとするようになる。

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抜け毛の本数を気にしている場合ではない

抜け毛の本数がハゲと関係しないことは理解してもらえたと思う。抜け毛の抜け毛の本数を減らすことを第一目的にしているようでは、いつか毛を無くす。育毛剤の宣伝だったりヘアサロンの謳い文句である「抜け毛を減らします」にも誘惑されて、無駄な商品を買ってしまったり、無駄なサービスにお金を使ってしまったりする。

 

今日から、抜け毛の本数は気にしないでいい。もう、風呂場や寝室の枕を見て、抜け毛の本数に一喜一憂しなくて済む。例え1日に300本抜けようとも、また300本生えてくる発毛力を持っていればそれで問題ないのだ。

 

ハゲを克服するための最優先事項は、上記記事でも書いているように「血流を改善させる」「血液の品質を上げる」「シャンプーを止める」に尽きる。これらを愚直に実行し、是非とも「発毛力」を底上げしてほしい。

 

ハゲに幸あれ。

 

ハゲと脂漏性皮膚炎の関係と対策方法

シャンプーが原因によるハゲは多い。シャンプーをすることで、頭皮環境を破壊し、その結果として頭皮に異常が発生する。シャンプーが原因による頭皮異常の中で、最も多いのが「脂漏性皮膚炎」である。この記事では、ハゲと脂漏性皮膚炎の関係について説明する。


まず、脂漏性皮膚炎について、一般論を説明する。

脂漏性湿疹(しろうせいしっしん、Seborrheic Dermatitis)とは、頭部や顔面にフケ様の付着物を伴う湿疹で成人に多い。脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)とも。鼻の脇、耳の裏、胸前部、脇、陰部など脂質の分泌のある部分に炎症を起こす。原因は皮膚常在菌のマラセチアだが、特定の人々で炎症を起こす原因は明確には特定されていない。

脂漏性湿疹 - Wikipedia

 

上記の通り、皮膚常在菌でありカビの一種であるマラセチアが直接の原因とされているが、炎症を起こす原因は不明とされている。一説によると、皮脂の増加により、皮脂をエサとするマラセチアが増殖して炎症を起こしているとも言われているが、いずれにしても「なぜ」マラセチアが炎症を起こす原因となるかは不明とされている。
現在での一般的な治療方法は、ステロイド軟膏による症状鎮静と、抗菌シャンプーによるマラセチアの駆除とのこと。

 

さて、ここからは私の考えを述べる。
ステロイド軟膏は、直接原因にアプローチするわけでないため、真の意味で治療にはならない。だが、痒みや炎症の症状鎮静のために応急処置的に使用するのは理解できる。
一方で、抗菌シャンプーは治療方法として疑問である。マラセチアは元々、皮膚常在菌として健康な頭皮にも必ず存在する菌である。マラセチアが居ないのは本来あるべき状態ではなく、マラセチアが居ることが普通なのである。にもかかわらず、抗菌シャンプーでマラセチアを駆除することは矛盾している。矛盾しているのは、論理に必要な要素が欠落しているからである。

 

では、なぜマラセチアが増殖するのかを考えたい。直接的には「皮脂の増加」が原因となるが、皮脂の増加を誘発しているのは紛れもなく「シャンプー」だ。シャンプーにより頭皮の皮脂が一掃されて皮脂バリアが排除されると、頭皮は皮脂の分泌が足りないと勘違いし、より多くの皮脂を分泌するようになる。これを繰り返しているとどんどん皮脂が増え、ギトギト頭が完成する。

 

皮脂はマラセチアのエサとなる。だから、皮脂が増えるとマラセチアが増殖する。マラセチアが増殖すると、その排泄物や死骸が多く、堆積し、脂漏性皮膚炎の特徴であるフケ様の付着物ができる。
更に、「皮脂バリアの排除」と「マラセチア増殖」が同時に発生すると、バリアが無くなったためにマラセチアが毛穴から体内に侵入しやすくなる。身体は異物を排除しようと働くが、この働きの反応が「炎症」である。

 

脂漏性皮膚炎発生のメカニズムが分かったところで対策を説明しよう。対策は、原因となる行為の逆を行えばよい。つまり、「皮脂バリアの維持」と「マラセチアを増殖させない」ということだ。具体的な対策行動は、シャンプーをやめることに他ならない。シャンプーを止めれば適切な皮脂量により皮脂バリアを維持できるし、皮脂量が適切であればマラセチアが異常増殖することもない。

 

 

人間を含めた動物は、本来、身体の恒常性機能のおかげで、シャンプーなど何もしなくても健全な状態を維持できるように作られている。にもかかわらず、余計なことをやるから身体がおかしくなるのだ。下記記事の「ノーシャン・メソッド」を参考にし、是非とも正しくシャンプーをやめてほしい。

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脂漏性皮膚炎については以上の原因・対策となるが、言い方を換えると、現在ハゲていてもハゲていなくても、脂漏性皮膚炎を発症しているということは、ハゲる要因が既に存在するということになる。その状態が長く続けば、すなわち脂漏性皮膚炎を発症させるような習慣を続けていれば、近いうちに毛を無くすことになるだろう。脂漏性皮膚炎はハゲチェックのためのバロメーターでもある。

 

ハゲに幸あれ。

 

育毛シャンプーの効果と盲点

現代には多くの育毛シャンプーが販売されていて、頭皮や頭髪に良いという特徴を武器に支持者を増やしている。だが、育毛シャンプーにはハゲ改善の効果は無いと言ってよい。その根拠を以下で説明する。

 

私は26歳の時に一度ハゲを経験したが、それまではシャンプーを使っていた。使用していたのはトニックシャンプー。トニックシャンプーとは、すっきり爽快な洗い上がりが特徴で、洗浄力が強く、皮脂を強力に取り除く。謳い文句は「フケ・痒みを抑える」「髪が健やかに育つ」といったもの。今思うと、そんな洗浄力が強いものを毎日使っていたなんて愚行でしかない。


26歳でハゲたことをきっかけに、トニックシャンプーから育毛シャンプーに切り替えた。育毛シャンプーとは、頭皮の炎症を抑えたり、頭皮に有害と言われる石油系界面活性剤不使用や防腐剤不使用などが特徴。謳い文句は「頭皮環境を整える」といったもの。
有害物質の一部である石油系界面活性剤や防腐剤が使用されていないことは、一般的なシャンプーに比べると良い点ではあるが、その代わりになる成分が間違いなく含まれているし、それらは人体にとって有害である。つまり、頭皮に有害物質が塗り込まれていることに変わりはない。

 

高級な育毛シャンプーによくあるのが、上記のような謳い文句を達成するために「自然由来の植物原料のみ使用!」とか主張しているのだが、有害物質を使用したくないのであれば単なる石鹸で良いではないか。育毛シャンプーより圧倒的に安価だし。

 

良いことしか言わない販売側の主張を、消費者はただなんとなく「頭皮と頭髪にいいんだー」程度で真に受け、ハゲに効くのだと思い込む。シャンプーの効果の無さも問題だが、何も考えていない消費者も問題である。
そもそも、皮脂を洗い流してしまうことが問題なので、トニックシャンプーだろうが育毛シャンプーだろうが石鹸だろうが、ハゲ改善には何の役にも立たない。適切な皮脂量を維持することが、ハゲ改善の必須事項である。この件の詳細については下記の記事を参照されたし。

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育毛シャンプーを使う消費者は考え方がズレている。「シャンプーをしなければならない」という固定概念を持っていることが問題だ。「シャンプーをしなければならない」と思っているからこそ、「石油系界面活性剤が入っているとダメだ」とか「シャンプーの原料は自然由来のものがよい」とか、本質から外れたどうでもよい判断が入ってくるのであり、その結果、ハゲ改善には何も寄与しない。

 

まず「なぜハゲるのか?」という原因を突き詰めて考えると、対策方法として「シャンプーをしない方がよい」という概念が可能性のひとつとして出てくるはずなのだが、何も考えていない消費者は「シャンプーをしなければならない」という洗脳によりシャンプーを疑うことすらしないことが、ハゲを作る根本原因あるいはハゲが改善しない根本原因と言い換えることもできる。

 

現代はインターネットをはじめとした情報過多の時代である。都合の良い情報を鵜呑みにして言われた通りやってもハゲは改善しない。自分の頭で考え、仮説を立て、対策案を立案し、検証し、実践する。これくらい真剣に取り組まないことには、何の悩みも解決できない。
とは言え、悩みを解決するための情報を検索する場合、そこには当人の思い込みや希望があり、必ず盲点が存在する。盲点を無くすためには、多角的に考えなければならないが、それは簡単な話ではないし、時間もかかる取り組みになってしまうので、当ブログを判断材料の助けとして使ってみてはどうだろうか。

 

ハゲに幸あれ。

 

ハゲ自体は遺伝ではない。だからこそ必要な対策方法

「ハゲ」自体は遺伝しない

ハゲは遺伝だというのが現代では定説となっているが、「ハゲ」自体は遺伝ではないことをここで言っておく。あくまで「ハゲに繋がる体質」が遺伝するのであって、「ハゲ」という状態自体は遺伝ではない。大事なことなのでもう一度言うが、「ハゲ」が遺伝するとかしないではなく、「ハゲ」自体は遺伝ではない。

 

ハゲが遺伝だと信じ込み、治療を諦めてしまうのは思考が停止してしまっている。頭髪は人体にとって必要な器官であるにもかかわらず、運命のごとく毛を無くすなんてありえない。必ず、遺伝ではない何かが原因となっているのだ。

 

ハゲやすさは排毒能力と関係がある

頭髪が太い人はハゲにくそう、という認識を漠然と持っていないだろうか?では逆に、頭髪が細い人はハゲやすそう、という認識を漠然と持っていないだろうか?
いずれも、半分正解で半分不正解だ。

 

毛髪の機能として、「体内の有害物質を排出する」があるわけだが、言い換えると、頭髪が太い人は、排毒能力が高いということが言える。生えてくる頭髪に有害物質を含めるのだから、その媒体が大きい方が、より多くの有害物質を排出できる。従って、頭髪が太い方が排毒能力が高く、毛穴が閉じてしまうことを防ぎやすい。そういう意味では半分正解である。

 

ちなみに、なぜ有害物質が多いと毛穴が閉じるのか、すなわちハゲるのかは、下記記事を参照されたし。

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有害物質とは、経口摂取する経路もあるが、毛穴から侵入する経路もある。シャンプーすると、シャンプー剤に含まれる有害物質が毛穴から体内に侵入する。身体としては、有害物質を体内に留めたくないので、何らかの手段で排出しようとする。それが頭髪(だけでなく体毛も含む)による排毒が、数ある排毒手段のうちのひとつである。

 

つまり、頭髪が太ければ太いほど、体内の毒を多く排出できる。頭髪の単位体積当たりに含めることができる有害物質の量には上限があるからだ。それに対し、頭髪が細い人は、排毒能力が低く、体内の毒を十分に排出できない。だから、粗悪な食事による有害物質の経口摂取であったり、シャンプーによる毛穴からの有害物質侵入であったり、毒が入ってくる方が多く、排出が追い付かない状態に陥る。

 

有害物質の侵入が多く、排毒できないと、毛穴が閉じる

そうすると、せめて毛穴からの侵入だけでも阻止しようと、最終的には毛穴を閉じて防御しようとする。毛穴を閉じるということは、頭髪を補足して薄毛になるか、あるいは頭髪を脱落させることを意味する。これは身体としては苦渋の決断である。頭髪の働きによる機能も維持したいが、有害物質の侵入が多すぎてそうも言ってられず、少しでも有害物質の侵入を防ぎたい一心での結果である。

 

違う見方をすると、女性が極端なハゲ方(M字とか河童とか)をしないのは何故だろうか。前頭筋・側頭筋・後頭筋の強さが男性とは異なることもあるが、女性は排毒能力が高いことが一つの要因としてある。

 

なぜ女性の方が排毒能力が高いか?それは月経、すなわち生理である。有名な話として、ある女性が出産した際、胎盤からシャンプーの匂いがしたという話がある。私の考えでは、シャンプーだけが原因ではなく、化粧やら食事やらの様々な原因があるうえでの現象だと考えるが、いずれにせよ、有害物質が子宮の方へ行くものと考えられる。

毎月、月経によりこれらの有害物質が排出されるし、妊娠時は胎盤に流れ、出産時に排出されることから、女性は排毒能力が高いと言える。「出産は最強のデトックス」と言われる所以である。

 

このように、排毒能力の高い低いでハゲになりやすいかどうかに関係するが、言い換えると、有害物質を摂らないようにすれば、ハゲにはならないということだ。髪が細かろうが、食事に気を付け、シャンプーをやめて、有害物質の侵入が少なければ、ハゲにはならない。だから、冒頭で半分不正解と言ったのだ。

 

有害物質を避けた生活を送らなければならない

以上を踏まえた対策は、やはり「有害物質を摂り入れないこと」だ。具体的方法は、下記記事の通りであるので参照されたし。

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ハゲに幸あれ。

 

ハゲに効く食事を調べる前に知っておかなければならないこと

ハゲ改善のために食事が重要であることは、世間でも散々言われているし、私も基本的に同意している。だが、世間で言われている「ハゲに効く食事」の情報があまりにもプアなので、ハゲ達が知っておかなければならないことについて述べる。

 

インターネットで「ハゲに効く食事」を調べると、タンパク質・ビタミン・コラーゲン等を摂りなさいと、ほとんどのサイトに書かれている。そして、何の食材が適しているのか具体的な食材が代表例として併記されている。タンパク質なら肉・魚・大豆とか、ビタミンなら人参・ほうれん草とか、コラーゲンなら納豆とか。栄養としてはこれらの食材は悪くないとは思うが、これらの定説には絶対的に抜けていることがある。それは、「良くない食事・食材を断つ」ことだ。

 

ハゲ3大原因の観点から言うと、良い食事を摂っても、粗悪な食事を摂ることで血流が悪くなったり、血液の品質が悪くなったりする。それは、粗悪な食事というものがどんなものであり、どれだけの量を摂っているかにもよるが、粗悪な食事が血流や血液品質の足枷になるのは間違いがない。

現代では、栄養が豊富な食事を摂りなさいとか、一日に30品目の食材を摂りなさいとか、良いものを採り入れようとする主張が圧倒的に多い。だが、真に重要なのは、足し算ではなく引き算だ。粗悪な食事・食材を断つことで、血液の浄化が可能となる。

 

ハゲ改善のためには血液を綺麗にしなければならず、血液を綺麗にするためには血液を汚している原因を排除する必要がある。血液を汚している原因は、紛れもなく「粗悪な食事」である。

 

粗悪な食事とは、大きく2種類ある。それぞれについて、以下に説明する。

  1. 加工食品
    現代には加工食品が溢れかえっている。例えば、コンビニに売っている食材はほぼ全てが加工食品であるし、一般的なスーパーでも、ウィンナーだったり菓子類、マーガリンだったり、挙げればキリがないほどに加工食品だらけだ。

    では、加工食品の何が悪いのか?それは「人工的な原材料」を使っていることにある。保存料・着色料・甘味料などの原材料は、本来、人間が生きるための「栄養を摂る」という目的には全く必要のない添加物であり、保存期間を延ばしたり、見た目を良くしたり、味を良くしたりすることが目的である。

    そのような不自然な原材料を摂取すると、吸収された成分が血液中の「汚れ」として全身を巡ることになる。身体の機能として、脳や臓器などの重要な器官に汚れが巡らないように、血管壁に汚れをへばり付かせて血液自体の浄化を行うが、慢性的に汚れが入り込んでくると、血管壁の汚れは厚く堆積し、血管を狭くして血流を悪くしてしまう。その結果、頭部への血流量も減り、ハゲ3大原因のひとつ「1. 頭皮に十分な血液が巡っていないから」に該当してしまう。
    また、血液が汚いことで、「2. 血液の品質が悪いから」にも該当してしまう。


  2. 劣悪な環境で育った生鮮食品
    生鮮食品とは、青果(野菜・果物)、鮮魚、精肉の総称であり、加工食品ではないのだが、育った環境が悪い場合は生鮮食品であっても「粗悪な食材」となる。

    例えば青果の場合、土壌汚染であったり、農薬まみれだったりする。魚は、水質汚染だったり、養殖であれば粗悪な飼料や、感染症予防のための薬品だったりする。肉は、要は家畜の育った環境のことだが、成長促進のためのホルモン剤であったり、病気を治療するための抗生物質だったりする。家畜は、狭い場所に大勢が詰め込まれ、感染症にかかりやすく、抗生物質などの薬品漬けであることはすくなくない。

    結局のところ、「1. 加工食品」と同じで、薬品などの人工的で不自然なものが悪いということだ。不自然なものを摂取し続けると、「1. 頭皮に十分な血液が巡っていないから」「2. 血液の品質が悪いから」に該当してしまう。

 

対策としては、もはや明らかであるが、人工的・不自然な食事・食材を摂取しないことである。言い換えると、「加工食品と、劣悪な環境で育った生鮮食品を断つこと」だ。

 

無農薬の野菜や自然飼育の精肉は高価だし、取り扱っているスーパーが少ない等のハードルは確かにある。だが、粗悪な食事・食材を断ち、少しでも自然由来の食材を採り入れていくことが、ハゲ対策の重要なポイントである。ハゲだけでなく体調が良くなる可能性も大いにあり得るこの対策を、実行しない手はない。少しずつでも構わないので、食生活を見直してみてはどうだろうか。

 

 

超重要な関連記事を以下に乗せておくので参照されたし。

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食材だけでなく、調味料も重要だ。下記を参照されたし。

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ハゲに幸あれ。

 

頭皮と頭髪のギトギトを根本的に解決する唯一の手段

皮脂による頭皮や頭髪のギトギトに悩む人は少なくない。ギトギトを嫌うあまり入念にシャンプーを行うことが、そもそもギトギトの原因となっていることに気付いて納得しない限り、ギトギトのスパイラルからは抜け出せない。頭皮のギトギトの原因については、下記記事で説明しているので参照されたし。

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頭皮だけでなく、頭髪をギトギトさせているのも、紛れもなく自身の皮脂である。毛穴の中の皮脂腺から分泌された皮脂は、頭髪の毛細管現象により毛穴から引き出され、頭髪を覆いながら毛先の方へ伝っていく。皮脂の分泌が異常に多くなると、頭髪を覆う皮脂量が多くなり、結果としてギトギトして見える。

 

皮脂が頭皮と頭髪を覆うこと自体は全く悪いことではなく、動物として正常な機能である。野生の動物は雨に降られても、適度に皮脂でコーティングされた体毛が雨を弾き、皮膚までびしょ濡れになるほどずぶ濡れになることはない。これは、体温の低下を防ぐためである。また、有害物質が体内に侵入しないように、頭皮の毛穴を皮脂で覆ってバリアしている。つまり、皮脂が頭皮と頭髪を覆うことは、必要な機能であり、正常である。

 

人間も同様に、頭髪は適度に皮脂でコーティングされているのが正常な状態である。だが、その皮脂量が多すぎると現代では問題となる。見た目はギトギトし、不潔というレッテルを貼られてしまう。だから、シャンプーで皮脂を取り去りたいのだろうが、いくらシャンプーで一切の皮脂を取り去ったとしても、毛穴からどんどん皮脂が引き出されていくので、シャンプー後すぐにギトギトしてくる。これがギトギトのスパイラルであり、シャンプーでは全く解決できない。

 

話は逸れるが、例えば血圧を下げる薬、「降圧剤」について少し。降圧剤を使うことは、根本的な原因には何のアプローチもしておらず、無理やり血管を拡張して血圧を下げているだけだ。つまり、一時的な対症療法であり、根治療法ではないことは明らかだ。降圧剤を使ったところで根本原因が消えることは当然無いし、薬を止めればまた高血圧に逆戻りとなる。

だが、もし血圧が200を超えていたりして脳の血管が破裂する危険性があって、救命のために直ちに血圧を下げなければならない場合であれば、降圧剤は極めて有効な薬である。一時的に血圧を下げておいて、それと並行して根本の原因を無くす対策を実行することで、高血圧を真の意味で克服できる。薬は使い方次第なのである。

 

シャンプーも同じく、一時的な対症療法である。ギトギトを克服したくてシャンプーをしたところで、その瞬間はギトギトしないだろうが、すぐにギトギトしてくる。根本原因に何のアプローチもしていないのだから、克服できないのは当然である。

焼肉屋に行ったり、工場で働いて油汚れが頭髪に付着しているような場合に、その油汚れを落とすためにシャンプー剤を使うべきであって、オフィスで働いているような人が日常的に使うものではない。

 

皮脂量を適正なレベルに戻すには、シャンプーを止め、適正量の皮脂を残さねばならない。頭皮を覆っている皮脂を一瞬たりとも無くしてはいけない。皮脂が無くなると、頭皮を守るためにより多くの皮脂を分泌し始めるからである。

ちなみに、シャンプー後に椿油などで補油しても効果は無い。なぜなら、椿油などのヘアオイルと皮脂は成分が全く異なるため、頭皮はバリアがあると認識できないからだ。いくら椿油で頭皮および頭髪をバリアしようとも、バリアとして認識されなければ意味がなく、それはバリアが無いのと同じである。バリアがなければ多くの皮脂が分泌される。

 

当ブログで提唱している「ノーシャン・メソッド」により、皮脂を無くすことなく、適正量の皮脂を頭皮上に維持することで、皮脂の分泌量は適正なレベルに落ち着いてくる。皮脂量が適切であれば、頭皮や頭髪がギトギトして見えることはない。

 

だから、ギトギトを根本的に解決する手段は、「ノーシャン・メソッド」しかない。ノーシャン・メソッドの具体的方法については下記記事を参照されたし。とにかく、皮脂が悪いという誤った固定概念を捨てなければならない。

 

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ハゲに幸あれ。

 

男性型脱毛症「AGA」という謎の論理に誰もが疑問を持たなければならない

最近はテレビCMやインターネット広告にも頻繁に登場し、毎日のように目に入ってくる「AGA」というキーワード。AGAとは、Androgenetic Alopecia(男性型脱毛症あるいは男性ホルモン型脱毛症)の略語として普及した言葉で、端的に言うとハゲの症状のことを指す。前頭部や頭頂部、またはその両方が薄くなる症状のことらしいが、その原因と現象を結ぶ論理が、私は全く理解できず腑に落ちない。世の中のハゲ達は、この「AGA」という謎の論理を一度疑ってみるべきだ。

 

今や定説となっているAGAの原因は、概ね以下のようなものである。

AGAは、一般的に遺伝や男性ホルモンの影響などが主な原因と考えられています。男性の場合、主に睾丸から男性ホルモン(テストステロン)が分泌されています。そしてこの男性ホルモン(テストステロン)は血液中に混ざって体中を流れます。

この男性ホルモンであるテストステロンが、血液を通して頭皮に存在する 「5αリダクターゼ」 という酵素と結びつくことで、より強力な男性ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)に変換されます。DHT(ジヒドロテストステロン)は、毛乳頭にある男性ホルモンレセプターと結合して脱毛因子「TGF-β」を増やします。この脱毛因子「TGF-β」が毛乳頭や毛母細胞へ「髪の毛がぬけるように」と指令を出します。

その作用で、髪を製造している毛母細胞は分裂活動を停止。髪の毛は、ヘアサイクルのうちの「成長期」という期間を十分に経ないまま「退行期」⇒「休止期」へと移行し、髪が太く長く成長することなく短くて細い状態で抜け落ちます。うぶ毛の状態からなかなか成長できなくなる髪の毛の本数は徐々に増加し、薄らと地肌が目立つようになって薄毛へと進行していきます。

女性のAGA「FAGA」のメカニズムの詳細はまだ解明されていませんが、ホルモンバランスを崩して女性ホルモンの分泌が減少し、男性ホルモンが優位になることにより、このような流れと同じようなメカニズムになっているのではないかと考えられています。 

AGAとは?AGAの仕組み

 

過去の記事でも述べたが、このような定説は論理飛躍であり、全く持って「原因」になっていない。過去記事とは、下記を参照されたし。

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このような定説では、ハゲの直接的な原因が、ホルモンの状態に依存すると言っており、それは遺伝であったり個人差であると結論付けられている。ふざけるんじゃない。遺伝?個人差?ということは、産まれた瞬間からハゲるかハゲないかが決まっていて、ハゲるやつは「ハゲる」という運命を背負っていることになるが、本当にそう思っているのか?そんなわけがない。なぜなら、頭髪には人間にとって必要な機能があり、無くてはならない器官だからである。頭髪は、有って然るべきなのだ。

 

だから、育毛剤や発毛剤などの表面的で対症療法である薬なんかに頼っていないで、身体のレベルを上げて、根本的にハゲの原因を潰していかなければならない。薬に頼ってたとえ微かに改善したとしても、薬を止めた時点でその微かな改善は一瞬にして消え去り、ハゲに元通りだ。また、薬を継続的に摂取することは、内臓にダメージを与える原因となる。内臓を守るために、身体はやむを得ず頭髪を見捨てているのに、頭髪を生やそうとして内臓を傷めていては、何をやっているか分からない。

また、副作用だって無視できない。そもそも、副作用が完全に明らかになっているかどうかすら医学的・薬学的に怪しい。いずれにせよ、人工的な対症療法は、何の解決にもなっていないし、臭いものに蓋をするようなものだ。身体全体を見たトータル的な効果としてはむしろマイナスと言える。

 

「定説」を鵜呑みにしてはいけない。ハゲを克服したいのであれば、「なぜ」ハゲるのかを真剣に考え抜かなければならない。インターネットの情報に振り回されず、冷静に定説を疑い、真の原因について仮説を立て、対策を検証し、実行することが重要だ。

ハゲという事象の裏には、必ず何か原因ある。それは遺伝や個人差などではなく、身体が頭髪を手放さなければならない「理由」が何かある。当ブログではその「理由」についてしつこく提唱しているので、是非とも熟読し、ハゲを根本的に克服してほしい。

 

ハゲに幸あれ。

 

血流を改善するためには4つの手順が必要

当ブログでは再三伝えているハゲ3大原因のひとつ「1. 頭皮に十分な血液が巡っていないから」。これの対策方法について説明する。原因については下記記事を参照されたし。

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異常な筋肉の硬結、すなわち肩凝りや首凝りにより、首から上に血液を運搬する動脈がが圧迫され、人体で最も位置が高く、血液を巡らせることが最も困難である頭部への血流が減っていることが、ハゲの原因となっている。

 

だから、対策としては、異常な筋肉の硬結を解消しなければならないのは明白である。だが、一般的に言われる「筋肉をほぐす」方法は、例えばマッサージだったり、ストレッチだったりする。それらはひとつの手段ではあるが、それだけに頼るのは非効率的だし、下手すると筋肉を傷めて、より硬結して悪化する恐れがある。根本的に解消するには、もっと根本的なところにアプローチする必要があり、それは以下の4つの手順である。

  1. 姿勢を正す
  2. 脱力する
  3. 呼吸を整える
  4. 加圧する

 

各手順について、以下で詳細に説明する。

 

  1. 姿勢を正す
    始めに取り組まなければならないのは、姿勢を正すことだ。肩凝りや首凝りは、そもそも姿勢が悪いことで起こっている。無理のある姿勢を、様々な筋肉が無理をして支えている。その無理が長期間に渡ると、筋肉は疲弊し、硬くこわばってしまう。だから、筋肉を回復させ、硬結を解消するためには、本来の正しい姿勢を保つ必要がある。
    筋肉を硬結させている最も大きな原因は、頭が土台となる肩に乗っておらず、前に出ていることである。また、顎が前に出ている場合も、筋肉硬結の原因となる。
    頭部は重い。成人男性で約7~8kgもある。これはボウリング球と同程度の重さだ。頭部が前に出ると、主に僧帽筋がその重量を支え続けることになる。それが常態化すると、当然のごとく僧帽筋は疲弊し、次第に硬結していく。だから、頭部が肩に乗るように頭と顎を引き、僧帽筋の負担を軽くしなければならない。

  2. 脱力する
    次に、全身の余計な力を抜くことが必要だ。現代人は何かと力が入っている。デスクワークの時は頭と顎と腕が前に出ているし猫背になっているせいで、それを僧帽筋や広背筋などが支え続けて硬結している。「1.姿勢を正す」で述べた通り姿勢を正すのはもちろんだが、気が付いた時に一旦脱力するように習慣づけ、徐々に筋肉の硬結解消を手助けしてやらねばならない。今この瞬間も、肩や首に力が入っているのではないだろうか?まずは脱力することだ。

  3. 呼吸を整える
    脱力と同時に行う必要があるのは、呼吸を整えることだ。腹式呼吸、あるいは、逆腹式呼吸により深い呼吸を行う。吸うのは短時間(3秒以下)、吐くのは長時間(15秒以上)で行う。その理由は、吸う時は交感神経が優位になり、身体は興奮気味にになるのに対し、吐く時は副交感神経が優位になり、身体はリラックスするため、脱力しやすいリラックス状態を長く保つためである。「2.脱力する」と同時に行うことで、筋肉の硬結解消が加速する。

  4. 加圧する
    硬結を解消したい筋肉に圧力を加える。「肩凝った~」という時に手を当てる肩の部分の筋肉が僧帽筋であり、この僧帽筋を掴むか、押さえつけて圧力を加える。この時、力が強すぎてはいけない。筋肉の組織や血管を痛めることになるからだ。強すぎず、しかし、しっかりとした圧を感じる程度に掴むか押さえつけ、その状態のまま2分間、維持する。2分経過したら手をゆっくり離す。
    ちなみに、手を当てる時は、肩の皮膚に直接触れた方が良い。体温を伝えて筋肉を温めることは、硬結解消の一助となる。衣服の上からでは効果は半減するので注意されたし。
    肩の左右を行い、慣れてきたら首の方や、肩甲骨周辺も行う。徐々に範囲を広げていくことが効果的だ。また、この時、肩甲挙筋や棘上筋など、インナーマッスルを意識して掴んだり圧を加えるのがよい。

 

筋肉硬結の解消手順として、以上の4つを説明したが、最も重要なのは、これら4つの手順を同時に行わなければならないことだ。最初はひとつひとつを意識するあまり、同時に行うことが難しく感じるかもしれないが、根気よく続けていると次第に4つを自然に同時に行えるようになる。だから、まずは愚直に取り組んで続けてみてほしい。

 

ハゲに幸あれ。

 

育毛剤や発毛剤の「アイテム」に頼るな

ハゲがすぐ手を出してしまいがちなのは、「育毛剤」「発毛剤」といったアイテムを使うことだ。だが、これらのアイテムを使うことは、根治療法になっておらず、根本的なハゲ対策にならない。むしろ、効果はほとんど無いし、頭皮には負担だし、費用はかかるし、良いことが無いに等しい。本記事では、育毛剤や発毛剤のアイテムに頼ってはいけない理由を深く説明する。

 

育毛剤や発毛剤が根治療法にならない理由は、下記記事で説明しているので参照されたし。 www.baldworld5565.com

 

育毛剤や発毛剤を使うことは、末端の毛細血管を拡張することで血流量を増やし、発毛を促進するのが目的だが、そんな小手先の処置では根本的な原因にアプローチできないので、ボトルネックへの対処が必要ですよということが上記記事に書いてある。

 

ここからは、更にハゲに対するダメ出しとなるが、ハゲはすぐに小手先の対策に走りがちだ。育毛剤だったり、発毛剤だったり、育毛シャンプー、育毛サービスによるヘッドスパだったりマッサージ、飲む発毛剤、ありとあらゆるアイテムやサービスを大金を払って利用する。

 

どんなに良いアイテムを使ったとしても、身体のレベルが低いと、結果を出すことはできない。いきなりだがドラクエに例えると、メタルキングの剣・鎧・盾・兜を装備したところで、レベルが1だとラスボスなど倒せっこない。

 

だから、レベル(身体の実力)を上げなければならない。頭皮への血流を改善し、血液の品質を改善し、シャンプーをやめて有害物質の侵入をさせないように頭皮環境を整備する。地味だがそのように愚直に身体のレベルを上げることによって、ハゲを克服することができるようになる。

 

ハゲ達は真剣に悩んでる割には、面倒がってこのレベル上げを何故かやりたがらない。楽してハゲを克服したいと思っているのかもしれないが、それは無理だと断言しておく。生活を楽にするために、運動をせず、自炊せずにコンビニ食で済ませ、シャンプーという劇薬で手っ取り早くスッキリ感を得る、という楽な生活をしてきたシワ寄せが、ハゲとしてやって来ているのだ。

 

ハゲを克服するためには、それなりの手間と時間がかかることを覚悟せねばならない。決して、育毛剤や発毛剤などのアイテムで簡単に克服できたりはしないのだ。地道にレベル上げをすることで、ラスボスを倒せるような実力を持つことができることを肝に銘じておくことだ。

 

むしろ、育毛剤や発毛剤などのアイテムは、呪われている。一度使い始めると「使い続けるともっと効果が出るかもしれない。使うのを止めるともっとハゲるかもしれない」という強迫観念が襲ってきて、使うことが止められなくなるからだ。まさに、ドラクエの呪われたアイテムを装備すると、装備を外せないことと同じ状態である。

 

もしかすると、ハゲ達は効率的なレベル上げの方法を知らないのかもしれない。レベル上げの基本となる3つの手法は、下記を参照されたし。

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ハゲに幸あれ。

 

 

綺麗好きとか几帳面な人はハゲやすい

タイトルの通り、綺麗好きだったり、几帳面だったり、神経質だったりすると、ハゲやすい傾向にある。特に日本人は綺麗好きが多く、ハゲの観点では心配の種だ。

 

なぜハゲやすいのかと言うと、このような性格の人は、シャンプーの際に頭皮を隅々まで、かつ、念入りに洗う傾向があり、これが問題である。念入りに洗うことで、皮脂バリアはすっかり洗い流されてしまい、防御力が極端に低下する。その結果、防御力をなんとか回復させようと、より多くの皮脂を分泌することになる。

 

頑張って厚い皮脂バリアを再形成したところに、またシャンプーで皮脂バリアが一掃される。するともっと多くの皮脂を分泌し、防御力を上げようとする。こんなことを毎日繰り返していると、皮脂を分泌しても無駄だと頭皮さんが悟り、最終手段として毛穴を閉じ始める。ハゲの出来上がりである。

 

また、シャンプーをしている最中に、頭皮上で何が起こっているかと言うと、シャンプー材によって皮脂バリアが壊されながら、指でゴシゴシとシャンプー剤を擦り付けられ、シャンプー剤の中に含まれる有害物質が毛穴の中に押し込まれてくる。その外部からの攻撃から身を守るために、より厚い皮脂バリアを再形成したところに、またシャンプーで皮脂バリアが壊され、シャンプー剤が塗り付けられる。こんなことを毎日繰り返していると、皮脂を分泌しても無駄だと頭皮さんが悟り、最終手段として毛穴を閉じ始める。ハゲの出来上がりである。

 

結局のところ、皮脂バリアが壊されることが問題であり、皮脂バリアを壊す最大の要因がシャンプーである。下記記事にて皮脂の重要性を説いているので、参照されたし。

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他の事例として、スキンケアの世界においても、念入りに洗顔をし、念入りに化粧水や美容クリームを塗って気を付けている人に限って、案外肌が汚い傾向があると漠然と感じているかと思う。それは的を射ていて、念入りに洗顔することで肌の皮脂バリアを一掃し、その上から人工的で有害な化粧水などを塗り付けるために、肌の状態は悪化するため、そのような傾向があるのだ。

 

上述のシャンプーの話と同じではないか。頭皮も顔面も、同じ皮膚であり、本来は皮脂バリアで守られている。それを強制的に落とすから環境が崩れて状態が悪化することになる。自然に逆らうような真似をしてはいけないのだ。

 

ちなみに補足しておくと、几帳面でないからといって、シャンプーした後にシャンプー剤をしっかり洗い流さないこともハゲに繋がることは言うまでもない。シャンプー剤が頭皮上に残留し、有害物質が毛穴にどんどん侵入していくからだ。

 

全てを解決させるには、「ノーシャン・メソッド」を実践するしかない。ハゲの要因であるシャンプーを使わず、不潔感など無く、頭皮および頭髪の健全な状態を維持でき、弱点が無い。ハゲの対策・ハゲの予防には必要不可欠な手法である。

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ハゲに幸あれ。