私が世界のハゲを救う

人は何故ハゲるのか、ハゲは何故治らないとされているのか、真剣に考察して独自のハゲ理論を展開し、世界のハゲ達を救うブログ。

血流を改善するためには4つの手順が必要

当ブログでは再三伝えているハゲ3大原因のひとつ「1. 頭皮に十分な血液が巡っていないから」。これの対策方法について説明する。原因については下記記事を参照されたし。

www.baldworld5565.com

 

異常な筋肉の硬結、すなわち肩凝りや首凝りにより、首から上に血液を運搬する動脈がが圧迫され、人体で最も位置が高く、血液を巡らせることが最も困難である頭部への血流が減っていることが、ハゲの原因となっている。

 

だから、対策としては、異常な筋肉の硬結を解消しなければならないのは明白である。だが、一般的に言われる「筋肉をほぐす」方法は、例えばマッサージだったり、ストレッチだったりする。それらはひとつの手段ではあるが、それだけに頼るのは非効率的だし、下手すると筋肉を傷めて、より硬結して悪化する恐れがある。根本的に解消するには、もっと根本的なところにアプローチする必要があり、それは以下の4つの手順である。

  1. 姿勢を正す
  2. 脱力する
  3. 呼吸を整える
  4. 加圧する

 

各手順について、以下で詳細に説明する。

 

  1. 姿勢を正す
    始めに取り組まなければならないのは、姿勢を正すことだ。肩凝りや首凝りは、そもそも姿勢が悪いことで起こっている。無理のある姿勢を、様々な筋肉が無理をして支えている。その無理が長期間に渡ると、筋肉は疲弊し、硬くこわばってしまう。だから、筋肉を回復させ、硬結を解消するためには、本来の正しい姿勢を保つ必要がある。
    筋肉を硬結させている最も大きな原因は、頭が土台となる肩に乗っておらず、前に出ていることである。また、顎が前に出ている場合も、筋肉硬結の原因となる。
    頭部は重い。成人男性で約7~8kgもある。これはボウリング球と同程度の重さだ。頭部が前に出ると、主に僧帽筋がその重量を支え続けることになる。それが常態化すると、当然のごとく僧帽筋は疲弊し、次第に硬結していく。だから、頭部が肩に乗るように頭と顎を引き、僧帽筋の負担を軽くしなければならない。

  2. 脱力する
    次に、全身の余計な力を抜くことが必要だ。現代人は何かと力が入っている。デスクワークの時は頭と顎と腕が前に出ているし猫背になっているせいで、それを僧帽筋や広背筋などが支え続けて硬結している。「1.姿勢を正す」で述べた通り姿勢を正すのはもちろんだが、気が付いた時に一旦脱力するように習慣づけ、徐々に筋肉の硬結解消を手助けしてやらねばならない。今この瞬間も、肩や首に力が入っているのではないだろうか?まずは脱力することだ。

  3. 呼吸を整える
    脱力と同時に行う必要があるのは、呼吸を整えることだ。腹式呼吸、あるいは、逆腹式呼吸により深い呼吸を行う。吸うのは短時間(3秒以下)、吐くのは長時間(15秒以上)で行う。その理由は、吸う時は交感神経が優位になり、身体は興奮気味にになるのに対し、吐く時は副交感神経が優位になり、身体はリラックスするため、脱力しやすいリラックス状態を長く保つためである。「2.脱力する」と同時に行うことで、筋肉の硬結解消が加速する。

  4. 加圧する
    硬結を解消したい筋肉に圧力を加える。「肩凝った~」という時に手を当てる肩の部分の筋肉が僧帽筋であり、この僧帽筋を掴むか、押さえつけて圧力を加える。この時、力が強すぎてはいけない。筋肉の組織や血管を痛めることになるからだ。強すぎず、しかし、しっかりとした圧を感じる程度に掴むか押さえつけ、その状態のまま2分間、維持する。2分経過したら手をゆっくり離す。
    ちなみに、手を当てる時は、肩の皮膚に直接触れた方が良い。体温を伝えて筋肉を温めることは、硬結解消の一助となる。衣服の上からでは効果は半減するので注意されたし。
    肩の左右を行い、慣れてきたら首の方や、肩甲骨周辺も行う。徐々に範囲を広げていくことが効果的だ。また、この時、肩甲挙筋や棘上筋など、インナーマッスルを意識して掴んだり圧を加えるのがよい。

 

筋肉硬結の解消手順として、以上の4つを説明したが、最も重要なのは、これら4つの手順を同時に行わなければならないことだ。最初はひとつひとつを意識するあまり、同時に行うことが難しく感じるかもしれないが、根気よく続けていると次第に4つを自然に同時に行えるようになる。だから、まずは愚直に取り組んで続けてみてほしい。

 

ハゲに幸あれ。