私が世界のハゲを救う

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ハゲと脂漏性皮膚炎の関係と対策方法

シャンプーが原因によるハゲは多い。シャンプーをすることで、頭皮環境を破壊し、その結果として頭皮に異常が発生する。シャンプーが原因による頭皮異常の中で、最も多いのが「脂漏性皮膚炎」である。この記事では、ハゲと脂漏性皮膚炎の関係について説明する。


まず、脂漏性皮膚炎について、一般論を説明する。

脂漏性湿疹(しろうせいしっしん、Seborrheic Dermatitis)とは、頭部や顔面にフケ様の付着物を伴う湿疹で成人に多い。脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)とも。鼻の脇、耳の裏、胸前部、脇、陰部など脂質の分泌のある部分に炎症を起こす。原因は皮膚常在菌のマラセチアだが、特定の人々で炎症を起こす原因は明確には特定されていない。

脂漏性湿疹 - Wikipedia

 

上記の通り、皮膚常在菌でありカビの一種であるマラセチアが直接の原因とされているが、炎症を起こす原因は不明とされている。一説によると、皮脂の増加により、皮脂をエサとするマラセチアが増殖して炎症を起こしているとも言われているが、いずれにしても「なぜ」マラセチアが炎症を起こす原因となるかは不明とされている。
現在での一般的な治療方法は、ステロイド軟膏による症状鎮静と、抗菌シャンプーによるマラセチアの駆除とのこと。

 

さて、ここからは私の考えを述べる。
ステロイド軟膏は、直接原因にアプローチするわけでないため、真の意味で治療にはならない。だが、痒みや炎症の症状鎮静のために応急処置的に使用するのは理解できる。
一方で、抗菌シャンプーは治療方法として疑問である。マラセチアは元々、皮膚常在菌として健康な頭皮にも必ず存在する菌である。マラセチアが居ないのは本来あるべき状態ではなく、マラセチアが居ることが普通なのである。にもかかわらず、抗菌シャンプーでマラセチアを駆除することは矛盾している。矛盾しているのは、論理に必要な要素が欠落しているからである。

 

では、なぜマラセチアが増殖するのかを考えたい。直接的には「皮脂の増加」が原因となるが、皮脂の増加を誘発しているのは紛れもなく「シャンプー」だ。シャンプーにより頭皮の皮脂が一掃されて皮脂バリアが排除されると、頭皮は皮脂の分泌が足りないと勘違いし、より多くの皮脂を分泌するようになる。これを繰り返しているとどんどん皮脂が増え、ギトギト頭が完成する。

 

皮脂はマラセチアのエサとなる。だから、皮脂が増えるとマラセチアが増殖する。マラセチアが増殖すると、その排泄物や死骸が多く、堆積し、脂漏性皮膚炎の特徴であるフケ様の付着物ができる。
更に、「皮脂バリアの排除」と「マラセチア増殖」が同時に発生すると、バリアが無くなったためにマラセチアが毛穴から体内に侵入しやすくなる。身体は異物を排除しようと働くが、この働きの反応が「炎症」である。

 

脂漏性皮膚炎発生のメカニズムが分かったところで対策を説明しよう。対策は、原因となる行為の逆を行えばよい。つまり、「皮脂バリアの維持」と「マラセチアを増殖させない」ということだ。具体的な対策行動は、シャンプーをやめることに他ならない。シャンプーを止めれば適切な皮脂量により皮脂バリアを維持できるし、皮脂量が適切であればマラセチアが異常増殖することもない。

 

 

人間を含めた動物は、本来、身体の恒常性機能のおかげで、シャンプーなど何もしなくても健全な状態を維持できるように作られている。にもかかわらず、余計なことをやるから身体がおかしくなるのだ。下記記事の「ノーシャン・メソッド」を参考にし、是非とも正しくシャンプーをやめてほしい。

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脂漏性皮膚炎については以上の原因・対策となるが、言い方を換えると、現在ハゲていてもハゲていなくても、脂漏性皮膚炎を発症しているということは、ハゲる要因が既に存在するということになる。その状態が長く続けば、すなわち脂漏性皮膚炎を発症させるような習慣を続けていれば、近いうちに毛を無くすことになるだろう。脂漏性皮膚炎はハゲチェックのためのバロメーターでもある。

 

ハゲに幸あれ。