私が世界のハゲを救う

人は何故ハゲるのか、ハゲは何故治らないとされているのか、真剣に考察して独自のハゲ理論を展開し、世界のハゲ達を救うブログ。

ハゲの原因を追究する際の盲点

もし、あなたがハゲたとしよう。あなたが最初にすることは何だろうか。大半の人が「ハゲた原因」について考え、突き止めようとする。その次に、ハゲた原因に対する対策を立てようとする。

 

だが、ハゲた原因を考えたところで正しい原因に辿り着くことはできず、遺伝とかストレスとかの一言で片づけてしまうのが、ハゲ克服を遠ざけている最大の要因である。

 

真の原因を突き止めなければ、適切な対策など立てられない。しかし、ほぼ全ての人が原因を突き止めることができないので、適切な対策できるはずもなく、手っ取り早く育毛剤や発毛剤などの薬剤に手を出してしまう。だが、これら薬剤も適切な対策にはなり得ず、根本的効果は無い。

 

そもそもハゲの原因は、ひとつでないことがほとんどだ。複数の原因から成ることが多い。更に、原因のひとつひとつには程度の強弱があり、人の体質や生活環境によって程度の差が発生する。例えば、「1. 頭皮に十分な血液が巡っていないから」が70%、「3. 外的要因により頭皮に異常があるから」が30%の場合もあれば、その逆もある。人によって千差万別である。

 

従って、ハゲた原因を追究する際は、複合的に考察しなければならない。だが、一般にはそれが出来ない。なぜなら、インターネットをはじめとした世の中の「ハゲに関する情報」には、偏りと誤りがあるからだ。

 

偏りと誤りを生む原因は、情報提供者は利益を得るために、情報にバイアスを掛けているからである。情報提供者とは、大半がインターネットあるいはテレビを媒体とした「ヘアケア製品の販売者」「ヘアケアサービスの提供者」「アフィリエイター」で構成されている。

 

これらの者に共通することは、皆ビジネスであり、自分の商品やサービスを消費者に売りたいところにある。商品やサービスを売るために、一部の事象を一般化して誇張したり(これが偏り)、その結果、ハゲの原因としてピント外れな理論になっていたりする(これが誤り)。「皮脂が溜まるとハゲる」という説はよく耳にするが、これが偏りと誤りの代表例である。

 

単一の原因や対策が、万人に当てはまるわけがない。「皮脂が溜まるとハゲるから丁寧にシャンプーしなさい」という対策案をよく聞くが、ハゲている原因が別にあるならば、念入りにシャンプーしていても全く解決しない。別の原因を探し当てなければならないが、調べても分からないまま、次第に遺伝とかストレスで片付けられる。

 

そもそも、皮脂が溜まるとハゲるというのは誤りだし、そんなことを言うと、一般人は「何が正しくて何が誤りなのか判断できない」と嘆くだろう。そんな悩みを解決するために当ブログが存在する。

 

とにかく伝えておきたいのは、世の中の情報には何かしらのバイアスが掛かっているから、鵜呑みにしてはいけないということだ。主に、ヘアケア製品を勧めるようなハゲ対策の情報には注意が必要であるし、個人的には信じてはいけないと考えている。

 

真の原因を突き止めるには、本来の身体的機能に立ち返り、筋の通った仮説を立てて検証しなければならない。ただ、それは誰にでも出来ることではないし、すぐに出来ることでもないと思う。私も、26歳のときにハゲたときは、インターネットの情報を鵜呑みにして高価なヘアケア製品を購入して使用し、特に効果もなく失敗したこともあった。

 

その後、幾度となくハゲについて思考を繰り返し、現在のハゲ理論に辿り着いた。このブログは、ハゲ対策で失敗する人がいなくなるように、道標として私の経験と理論を記録しているものである。

 

ハゲに幸あれ。