私が世界のハゲを救う

人は何故ハゲるのか、ハゲは何故治らないとされているのか、真剣に考察して独自のハゲ理論を展開し、世界のハゲ達を救うブログ。

頭皮と頭髪のギトギトを根本的に解決する唯一の手段

皮脂による頭皮や頭髪のギトギトに悩む人は少なくない。ギトギトを嫌うあまり入念にシャンプーを行うことが、そもそもギトギトの原因となっていることに気付いて納得しない限り、ギトギトのスパイラルからは抜け出せない。頭皮のギトギトの原因については、下記記事で説明しているので参照されたし。

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頭皮だけでなく、頭髪をギトギトさせているのも、紛れもなく自身の皮脂である。毛穴の中の皮脂腺から分泌された皮脂は、頭髪の毛細管現象により毛穴から引き出され、頭髪を覆いながら毛先の方へ伝っていく。皮脂の分泌が異常に多くなると、頭髪を覆う皮脂量が多くなり、結果としてギトギトして見える。

 

皮脂が頭皮と頭髪を覆うこと自体は全く悪いことではなく、動物として正常な機能である。野生の動物は雨に降られても、適度に皮脂でコーティングされた体毛が雨を弾き、皮膚までびしょ濡れになるほどずぶ濡れになることはない。これは、体温の低下を防ぐためである。また、有害物質が体内に侵入しないように、頭皮の毛穴を皮脂で覆ってバリアしている。つまり、皮脂が頭皮と頭髪を覆うことは、必要な機能であり、正常である。

 

人間も同様に、頭髪は適度に皮脂でコーティングされているのが正常な状態である。だが、その皮脂量が多すぎると現代では問題となる。見た目はギトギトし、不潔というレッテルを貼られてしまう。だから、シャンプーで皮脂を取り去りたいのだろうが、いくらシャンプーで一切の皮脂を取り去ったとしても、毛穴からどんどん皮脂が引き出されていくので、シャンプー後すぐにギトギトしてくる。これがギトギトのスパイラルであり、シャンプーでは全く解決できない。

 

話は逸れるが、例えば血圧を下げる薬、「降圧剤」について少し。降圧剤を使うことは、根本的な原因には何のアプローチもしておらず、無理やり血管を拡張して血圧を下げているだけだ。つまり、一時的な対症療法であり、根治療法ではないことは明らかだ。降圧剤を使ったところで根本原因が消えることは当然無いし、薬を止めればまた高血圧に逆戻りとなる。

だが、もし血圧が200を超えていたりして脳の血管が破裂する危険性があって、救命のために直ちに血圧を下げなければならない場合であれば、降圧剤は極めて有効な薬である。一時的に血圧を下げておいて、それと並行して根本の原因を無くす対策を実行することで、高血圧を真の意味で克服できる。薬は使い方次第なのである。

 

シャンプーも同じく、一時的な対症療法である。ギトギトを克服したくてシャンプーをしたところで、その瞬間はギトギトしないだろうが、すぐにギトギトしてくる。根本原因に何のアプローチもしていないのだから、克服できないのは当然である。

焼肉屋に行ったり、工場で働いて油汚れが頭髪に付着しているような場合に、その油汚れを落とすためにシャンプー剤を使うべきであって、オフィスで働いているような人が日常的に使うものではない。

 

皮脂量を適正なレベルに戻すには、シャンプーを止め、適正量の皮脂を残さねばならない。頭皮を覆っている皮脂を一瞬たりとも無くしてはいけない。皮脂が無くなると、頭皮を守るためにより多くの皮脂を分泌し始めるからである。

ちなみに、シャンプー後に椿油などで補油しても効果は無い。なぜなら、椿油などのヘアオイルと皮脂は成分が全く異なるため、頭皮はバリアがあると認識できないからだ。いくら椿油で頭皮および頭髪をバリアしようとも、バリアとして認識されなければ意味がなく、それはバリアが無いのと同じである。バリアがなければ多くの皮脂が分泌される。

 

当ブログで提唱している「ノーシャン・メソッド」により、皮脂を無くすことなく、適正量の皮脂を頭皮上に維持することで、皮脂の分泌量は適正なレベルに落ち着いてくる。皮脂量が適切であれば、頭皮や頭髪がギトギトして見えることはない。

 

だから、ギトギトを根本的に解決する手段は、「ノーシャン・メソッド」しかない。ノーシャン・メソッドの具体的方法については下記記事を参照されたし。とにかく、皮脂が悪いという誤った固定概念を捨てなければならない。

 

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ハゲに幸あれ。