私が世界のハゲを救う

人は何故ハゲるのか、ハゲは何故治らないとされているのか、真剣に考察して独自のハゲ理論を展開し、世界のハゲ達を救うブログ。

育毛シャンプーの効果と盲点

現代には多くの育毛シャンプーが販売されていて、頭皮や頭髪に良いという特徴を武器に支持者を増やしている。だが、育毛シャンプーにはハゲ改善の効果は無いと言ってよい。その根拠を以下で説明する。

 

私は26歳の時に一度ハゲを経験したが、それまではシャンプーを使っていた。使用していたのはトニックシャンプー。トニックシャンプーとは、すっきり爽快な洗い上がりが特徴で、洗浄力が強く、皮脂を強力に取り除く。謳い文句は「フケ・痒みを抑える」「髪が健やかに育つ」といったもの。今思うと、そんな洗浄力が強いものを毎日使っていたなんて愚行でしかない。


26歳でハゲたことをきっかけに、トニックシャンプーから育毛シャンプーに切り替えた。育毛シャンプーとは、頭皮の炎症を抑えたり、頭皮に有害と言われる石油系界面活性剤不使用や防腐剤不使用などが特徴。謳い文句は「頭皮環境を整える」といったもの。
有害物質の一部である石油系界面活性剤や防腐剤が使用されていないことは、一般的なシャンプーに比べると良い点ではあるが、その代わりになる成分が間違いなく含まれているし、それらは人体にとって有害である。つまり、頭皮に有害物質が塗り込まれていることに変わりはない。

 

高級な育毛シャンプーによくあるのが、上記のような謳い文句を達成するために「自然由来の植物原料のみ使用!」とか主張しているのだが、有害物質を使用したくないのであれば単なる石鹸で良いではないか。育毛シャンプーより圧倒的に安価だし。

 

良いことしか言わない販売側の主張を、消費者はただなんとなく「頭皮と頭髪にいいんだー」程度で真に受け、ハゲに効くのだと思い込む。シャンプーの効果の無さも問題だが、何も考えていない消費者も問題である。
そもそも、皮脂を洗い流してしまうことが問題なので、トニックシャンプーだろうが育毛シャンプーだろうが石鹸だろうが、ハゲ改善には何の役にも立たない。適切な皮脂量を維持することが、ハゲ改善の必須事項である。この件の詳細については下記の記事を参照されたし。

www.baldworld5565.com

 

育毛シャンプーを使う消費者は考え方がズレている。「シャンプーをしなければならない」という固定概念を持っていることが問題だ。「シャンプーをしなければならない」と思っているからこそ、「石油系界面活性剤が入っているとダメだ」とか「シャンプーの原料は自然由来のものがよい」とか、本質から外れたどうでもよい判断が入ってくるのであり、その結果、ハゲ改善には何も寄与しない。

 

まず「なぜハゲるのか?」という原因を突き詰めて考えると、対策方法として「シャンプーをしない方がよい」という概念が可能性のひとつとして出てくるはずなのだが、何も考えていない消費者は「シャンプーをしなければならない」という洗脳によりシャンプーを疑うことすらしないことが、ハゲを作る根本原因あるいはハゲが改善しない根本原因と言い換えることもできる。

 

現代はインターネットをはじめとした情報過多の時代である。都合の良い情報を鵜呑みにして言われた通りやってもハゲは改善しない。自分の頭で考え、仮説を立て、対策案を立案し、検証し、実践する。これくらい真剣に取り組まないことには、何の悩みも解決できない。
とは言え、悩みを解決するための情報を検索する場合、そこには当人の思い込みや希望があり、必ず盲点が存在する。盲点を無くすためには、多角的に考えなければならないが、それは簡単な話ではないし、時間もかかる取り組みになってしまうので、当ブログを判断材料の助けとして使ってみてはどうだろうか。

 

ハゲに幸あれ。