私が世界のハゲを救う

人は何故ハゲるのか、ハゲは何故治らないとされているのか、真剣に考察して独自のハゲ理論を展開し、世界のハゲ達を救うブログ。

薬を使わずに薄毛を根本治療する方法と考え方

薄毛治療薬では根本的な治癒は不可能

現代での薄毛治療では、「薬」を使った治療が一般化している。それは例えば、ミノキシジル配合の塗るタイプの発毛剤であったり、フィナステリド配合の飲むタイプの発毛剤であったり、タイプは様々であるし、副作用も様々だが、いずれも「薬」であることには変わりがない。

 

まず、いかなる薬であろうと、使う前に心得ておかなければならないことがある。それは、「薬は症状を押さえつけるものであって、治癒させるものではない」ということだ。

 

根本治療できないのはいかなる薬でも同じ

例えば、解熱剤を例に挙げる。解熱剤は「熱を下げること」が薬の作用であり、「発熱の原因になっているものを解消する」ものではない。もし、発熱を根本から治療するならば、本来であれば発熱の原因に直接アプローチする必要があるはずだ。発熱の原因は、ひとつに感染症があり、体温を上げることで免疫力を上げて、感染の原因微生物を退治するためのものである。つまり、発熱自体は何も悪いことはなく、身体を守るための極めて健全な自己防衛機能である。なのに、解熱剤は、自己防衛機能である発熱を押さえつける働きをしていて、根本からは何も解決できない代物である。従って、解熱剤では本当の意味で治癒させることはできない。

 

解熱剤を使うべき本来の理由を挙げるならば、40℃を超える高熱により身体機能に障害が発生する可能性があったり、長期間に渡って発熱が続き、身体が衰弱して命に危険が及ぶ場合であったり、そのような緊急事態において一時的に症状を緩和するために使うものである。間違っても、38℃を超えたから「とりあえず飲んどくか」といった使い方をすべきではない。

 

なお補足ではあるが、感染症に対しては、抗生物質が併用され、原因微生物の退治は抗生物質が担うことになる。が、抗生物質は悪い微生物も、良い微生物も退治するため、これも緊急的に使用するべきであって、常用すべきものではない。

 

このように、「薬」というものは、原因に直接アプローチできるものではなく、表面的な症状を抑えるためのものである。使い方を誤ってはいけない。

 

根本治療するためには薄毛の原因に直接アプローチしなければならない

薄毛治療薬も例外ではなく、薄毛の原因に直接アプローチできるものではない。ミノキシジルは塗った周辺の血管を拡張する作用があるが、頭皮の血管を拡張したところで、肩凝りや首凝りによる血流停滞で頭部への血流が不足している場合、それがボトルネックとなり、結局頭皮への血流は改善しない。この場合、採るべき正しい治療方法は、「血管を拡げる」のではなく、「肩凝りや首凝りを解消し、頭部への血流を回復させる」となる。

 

また、フィナステリド配合の飲み薬は、テストステロンと5αリダクターゼの結合を阻害する効果があり、脱毛を予防できるとされているが、これも薄毛の原因に直接アプローチしているわけではなく、対症療法的である。「何かしらの原因」があり、その結果、やむを得ず脱毛させる必要があって、脱毛させる現象としてテストステロンと5αリダクターゼの結合が始まっていると考えられる。だから、根本治療するならば、結合を阻止するのではなく、「何かしらの原因」を解消させなければならない。この理論については下記記事を参照されたし。

www.baldworld5565.com

 

同様に、血液の品質が悪いことが薄毛の原因となっている場合、頭皮への血流を良くしても意味がない。採るべき対策は、当然「血液の品質を回復させる」となる。血液の品質を回復させる方法については、下記記事を参照されたし。

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まとめ

「薬」に頼った治療が、いかに根本解決から程遠いかを本記事では述べた。薄毛治療薬で例え効果があったとしても、対症療法が上手くはまっただけの結果であり、薬を飲み続けなければ維持できないという点も心得ておかなければならない。長期にわたって服用していると、副作用や内臓へのダメージで別のところに問題が生じることも考えられ、非常にリスキーである。

また、金銭的にも負担となる。近年では薄毛治療薬の価格はかなり下落しているとはいえ、毎日摂取していては効果も期待できないうえに相当な浪費である。

 

だから、薄毛治療は「根本治療」が必須と言える。真の原因を捉え、原因を解消できる対策を生活に取り入れる。その方法は、本ブログで散々書いているので、是非とも参照してほしい。

 

ハゲに幸あれ。