私が世界のハゲを救う

人は何故ハゲるのか、ハゲは何故治らないとされているのか、真剣に考察して独自のハゲ理論を展開し、世界のハゲ達を救うブログ。

現代の定説とされているハゲ理論について思うこと

先日、ハゲの原因と対策について説明しているサイトをたまたま拝見した。そこに書かれていた内容を見て、このまま放っておいてはマズイなと感じたので、思ったことを書くことにする。

 

「そのサイトに書かれていたハゲの原因と対策」について以下に列記する。

  • 男性ホルモン「テストステロン」が、還元酵素「5αリダクターゼ」と結合し、脱毛ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」に変化する。
  • DHTは、毛母細胞の働きを低下させる
  • 5αリダクターゼは前頭部、頭頂部に多く存在するので、男性型脱毛症(AGA)は前頭部か頭頂部が薄くなる
  • 5αリダクターゼの数に個人差があるので、薄毛の程度に個人差がある
  • 脱毛のメカニズムは、上記の通り医学的に解明されている
  • 対策は、フィナステリドを含有する薬を服用すること
  • フィナステリドはDHTに変化することを抑制できる成分だからだ
  • 服用をやめるとハゲが進行再開するので、服用し続けるしかない

 

これ本気で言っているのか?論理が穴だらけで何の解明にもなっていないと私は思うが、なぜ世間ではこれがまかり通っているのだろうか?

論理の穴と言っているのが何かと言うと、「なぜ」テストステロンが5αリダクターゼと結合するのか?「なぜ」DHTが毛母細胞の働きを低下させるのか?「なぜ」人体は頭髪を無くすといった変化をもたらす仕組みを持っているのか?

この「なぜ」のところに言及がされていないのは、論理飛躍であり、ハゲる原因になっていない。

 

脱毛に直接作用するのはDHTだということが正しいと仮定したとしても、そこには「何かしらの要因」があって、だからテストステロンと5αリダクターゼが結合するのではないか?だからDHTに変化するのではないか?と考えるのが自然だ。「何かしらの要因」すらなく、全ての人がDHTによりハゲるのか?5αリアクターゼの数は遺伝によって個人差があると言うが、それによってハゲるかハゲないかが決まると言うのか?まさか遺伝とか個人差で片付けようとしていないか?

 

ハゲの原因を、遺伝や個人差で終わらせているような論理は、大事な要点が欠落している。それは、「動物の毛髪(頭髪や体毛)は何のために存在するか?」だ。これを考えれば、毛髪が有るのが普通なことであって、無いのは異常なことに気付くはず。異常ならば、それは遺伝や個人差ではない。しょうがないで済まされる事象ではない。

 

誰もがテストステロンと5αリダクターゼを持っているが、それが結合するのは、「何かしらの要因」がスイッチになっていると私は考える。その要因とは、いつも言っている「1. 頭皮に十分な血液が巡っていないから」「2. 血液の品質が悪いから」「3. 外的要因により頭皮に異常があるから」ではないだろうか。

 

頭髪は、中国古来より「血余」と言われ、十分な量・品質の血液があってこそ存在できるものとされている。だから、血液が巡っていなかったり、血液の品質が悪い場合は、頭髪は育たないし生きられない。十分でない血液を頭髪に送るより、より大事な器官である臓器に血液を優先的に回すためだと思えば、頭髪を見捨てるのも頷ける。

また、シャンプーなどの有害物質から身体を守るために、やむを得ず毛穴を閉じて毛髪を犠牲にしている。動物としての生命維持・機能維持を考えると、これもまた頭髪を見捨てるのも頷ける。

 

現代の医学レベルでは、人体の仕組みや機能はほとんど解明できていない。現時点で解明できているごく狭い世界の中でハゲる原因を説明しようとしても、必ずどこかに無理やこじつけが生じることになる。DHTが毛母細胞を弱らせるのならば、フィナステリドを飲んでDHTを作らないようにしようなんて表面的で短絡的な考えの対策は、根本療法ではなく対症療法でしかない。

 

解明できていないのであれば、人体に対してもっと本質的なところで考えてポリシーを持って行動しないことには、臭いものに蓋をするというか、たちまち対症療法で始終することになってしまう。

野生の動物にハゲはいない。ハゲに悩むのは人間だけである。その事実をシンプルに受け止め、本質的なところでハゲについて考えてほしい。

 

最後に、動物になぜ毛髪が必要なのか、下記記事を参照されたし。

www.baldworld5565.com

 

ハゲに幸あれ。