私が世界のハゲを救う

人は何故ハゲるのか、ハゲは何故治らないとされているのか、真剣に考察して独自のハゲ理論を展開し、世界のハゲ達を救うブログ。

世の中の「育毛サービス」の落とし穴

近年ではテレビのCMやウェブ広告で様々な増毛サービスや育毛サービスの宣伝を見かける。ハゲ対策マーケットが大規模なせいか、各社必死に新しいサービスを考え出しているようだ。世の中のハゲ達は、このサービスに期待し利用するが、そのサービスには大きな落とし穴がある。

 

増毛サービスとは、カツラや植毛を行うサービスだ。つまり地毛ではない人工的な髪で薄毛を隠すことになる。ただ、多くの人はカツラや植毛には頼らず、地毛でなんとかしたいと考えるのが一般的だ。それはそうだ、隠しているのはハゲを克服したわけでも何でもない。誰もが地毛を増やし、ハゲを真に克服したいわけである。カツラや植毛は打つ手が無くなった後の最終手段である。

 

そこで多くの人が最初に利用するのが育毛サービスだ。育毛サービスの内容は、カメラを使った頭皮チェックやカウンセリング、スカルプマッサージ、シャンプーやクレンジングを使ったヘッドスパが主体だ。ハゲ達がこれらのサービスに期待する気持ちは分からないでもないが、残念ながら効果は期待してはならない。「育毛」とは毛が増えるわけではなく、現状維持を指した言葉である。その証明として、各社の育毛サービス内容の説明では、「髪が増える」とは一切書いていない。「増毛感を出す」とか「発毛をサポートする」という表現に終始しており、発毛するわけではないのだ。

 

さて、この育毛サービスであるが、効果が無いだけならまだしも、場合によっては頭皮の状態やハゲ具合を悪化させる可能性がある。しかも、その可能性は高い。私が提言しているハゲ3大原因のうちのひとつ、「3. 外的要因により頭皮に異常があるから」に該当する可能性が一気に高まるのだ。下記の記事を読めばその理由が分かるはずだ。

 www.baldworld5565.com

 

育毛サービスによるシャンプーやクレンジングにより、頭皮の皮脂バリアは一掃され、有害物質が侵入しやすくなる。そうすると最終的には毛穴を閉じて防御しようとする。毛穴が閉じるということは頭髪が無くなるということだ。

 

更に、頭皮マッサージにも注意したい。闇雲に揉み解すと頭皮の毛細血管を切ってしまい、毛根まで血液が届かなくなる。これは「1. 頭皮に十分な血液が巡っていないから」に該当することになり、血液が巡っていない毛根はやがて死に、毛髪を無くすことになる。

 

育毛サービスの怖いところは、シャンプーやクレンジングを行った後、カウンセリングにより、各社のシャンプー等の商品購入を勧められる。これら企業は、皮脂を悪者にしているので、脱脂力の強いシャンプーであることが想像できる。そんなシャンプーを使って毎日頭を洗っていると、当然のごとこ皮脂バリアは無い状態が常態化するので、人体はもっと皮脂を分泌してギトギトになり、ギトギトを洗い流すために脱脂力の強いシャンプーで強い力で洗うのが習慣化する。これは完全に負のスパイラルにはまっている状態で、近いうちに毛を無くす。

 

育毛サービスは、リラクゼーション程度に考え、常用してはならない。本気でハゲを克服したいならば、ハゲの原因や適切な対策を真剣に論理的に考え抜き、ポリシーを持って行動しなければならない。

 

ハゲに幸あれ。