私が世界のハゲを救う

人は何故ハゲるのか、ハゲは何故治らないとされているのか、真剣に考察して独自のハゲ理論を展開し、世界のハゲ達を救うブログ。

女性のハゲも、ハゲ方が異なるだけであり原因は同じ

最近、男性だけでなく、女性にもハゲが多く見受けられる。女性の場合、ニュアンス的にはハゲというよりは薄毛という感じで、頭頂部を中心に広い範囲で薄くなっている様な状態がほとんどだ。

男性の場合は、M字ハゲだったり、河童ハゲだったり、O型ハゲで前頭部から後頭部に渡って毛が無いが側頭部と襟足の毛は残っていたり、毛が有る部分と無い部分の境界がハッキリしている場合が多い。とは言いながらも、女性と同様に広い範囲で薄くなっているハゲ方も存在する。

男女でいくらか違いが見受けられるが、実は原因は同じであることをお伝えしたい。以下に詳細を記す。

 

まず、男女のハゲ方の差について考察する。男性によく見られる、境界がハッキリしているハゲは、筋肉の異常な縮こまりによるものだと考える。頭部には前頭筋・側頭筋・後頭筋という筋肉が存在するが、これらは名前の通り、頭部の前・横・後にある筋肉である。では頭頂部(上)の筋肉は?と言われると、実は存在しない。帽状腱膜のみ存在するだけで、筋肉が無いのである。Googleで画像検索するとよく分かるが、頭部で筋肉が有るところと無いところの境界部の形が、ハゲ頭の髪が有るところと無いところの境界の形に酷似しているのである。M字ハゲなんて、まんま前頭筋の形である。

対して女性は、明らかな境界部こそ滅多に見受けられないものの、やはり頭頂部を中心に薄くなっている場合がほとんどである。

 

筋肉は、「腱」という細い繊維状の組織で骨と接続されている。前頭筋・側頭筋・後頭筋も例外ではなく、腱が頭蓋骨に接続されている。例えば四六時中しかめっ面をしているのが癖になって表情筋が縮こまり、こわばった状態が定着してしまった場合、前頭筋も下に引っ張られる。直接引っ張られるのは筋肉だが、筋肉と皮膚は「筋膜」を介して連動する。つまり、前頭筋が下に引っ張られると、前頭筋を覆っている皮膚すなわち頭皮も下に引っ張れる。その結果、その先にある頭頂部の頭皮も引っ張られる。頭頂部には筋肉が無いため、下に引っ張られても対抗して上に引っ張り戻す術を持たず、下に引っ張られっぱなしになり、頭頂部の血流が阻害される。

 

更に、仕事中に考え事をしながら歯を食いしばる癖があったり、睡眠中に歯ぎしりをしていたり、猫背で首の後ろ側の筋肉が縮こまっている場合、そのしわ寄せは最終的には頭部に行くことになり、側頭筋・後頭筋が下に引っ張られることになる。こうなると、頭部の前・横・後が下に引っ張るものだから、その中心である頭頂部はあらゆる方向に引っ張られ放題になるわけで、頭頂部への血流は更に制限される。前頭筋・側頭筋・後頭筋の拮抗具合によりハゲ方に差が出るが、何らかの形のハゲが生まれることに変わりはない。

 

女性は、男性に比べて筋肉量が小さいことから、極端なM字だったり河童ハゲにはならないが、薄毛の原因としては男性と同じである。運動する習慣がなく筋肉に柔軟性が無かったり、姿勢が悪く筋肉が縮こまっていたり、クーラーのせいで身体が冷えて筋肉が更に縮こまっていたりする。こんな環境だと、当然頭皮への血流は悪く、薄毛は進む一方だ。

 

結局のところ、女性も男性と同じで、上記のように血流が悪くなると、ハゲ3大原因のひとつ「1. 頭皮に十分な血液が巡っていないから」に該当することになり、女性だってハゲる。また、血流の問題だけでなくシャンプーにより「3. 外的要因により頭皮に異常があるから」にも該当する可能性は男性と同等以上である。「ノーシャン・メソッド」も生活に取り入れて、是非とも健全な頭皮・毛髪を維持してほしい。

 

ハゲに幸あれ。