私が世界のハゲを救う

人は何故ハゲるのか、ハゲは何故治らないとされているのか、真剣に考察して独自のハゲ理論を展開し、世界のハゲ達を救うブログ。

はじめに(読み飛ばしOK)

私は、とにかくハゲについて考え抜き、自分なりの論理により仮説を立て、考察し、ハゲを救う術を確立して公開することにした。以下、私個人のことやこのブログを開設した理由について述べる。本ブログの主目的からは外れた内容であるため、読み飛ばして次の記事以降から読み始めても、何ら問題はない。

 

何かを私は過去に一度ハゲを経験している。それは非常に衝撃的に苦しいことだった。26歳の時だったと思うが、前頭部および頭頂部が薄くなり始めた。私の親父はハゲだったが、まさか自分がハゲるとは思ってなかったし、根拠なく自分だけはハゲないと思っていた。が、実際にハゲた。とてつもない焦りと危機感を覚えたことを今でも鮮明に記憶している。「なぜ俺が?何か悪いことでもしたか?嘘だろ!何かの間違いだ!」と本当に辛かった。

 

現代では、特に日本では、ハゲは誹謗中傷の中心的ネタとなっている。言うまでもないが、「ハゲ」は社会的に恥ずかしい状態だ。誰だってハゲたくはない、ハゲを治したいと懇願していると思う。過去にハゲた私は、人目が気になり、仕事が手に付かなくなるくらい、常にハゲに関することが思考を支配していた。会社に行くことが嫌になったし、友人に会うことも嫌になったし、服装をどんなにオシャレに着飾ったところで、ハゲの悩みが精神を支配していて、自分に全く自身が持てなくなり、全てのことに嫌気がさした。ハゲを治したい一心で、育毛剤は何を使えばいいか、植毛は効果的か、薬を飲むべきなのか、とひたすらにウェブで情報を漁った。情報を集めるのに相当な時間を費やしたし、高価な育毛シャンプー等を購入したことで金も費やした。だが、費やした時間と金が成果を生むこともなかった。全く快方に向かわなかったことで更に落ち込み、悪循環に陥った。生活の全てがネガティブになったと言っても過言ではないくらいに、ハゲの影響は大きかった。

 

そんな私だが、現在はハゲていない。薄くなった前頭部と頭頂部の毛髪の密度は回復し、今ではハゲに関する悩みは一切ない。一度ハゲを経験しているから感じることだが、ハゲという悩みがなくなるだけで、日々の生活は明るくなり、楽しくなり、とてもポジティブになった。ハゲる前の状態にただ戻っただけとも言えるが、回復したことに心の底から感謝している。

 

私のハゲは回復したが、世の中では悲しいくらいにハゲが多いし、ハゲが根本的に解決する兆しも感じ取れない。科学は進歩しているが、ハゲについては大した進歩はないように思う。育毛関連の市場規模は4000億円以上と言われているが、それだけ悩んでいる人が大勢いるということに他ならない。そんな大勢の人々が、人目を気にして仕事が手に付かないほど悩んでいるのかもしれないと思うと、私はとても他人事ではいられない。その悩みを想像しただけで私はとても悲しい気持ちになる一方で、救いたい。彼らは治し方を知らないだけで、治らないわけではない。まずは現代の常識を疑い、なぜハゲるのか、なぜハゲが治らないのか、今一度考え直してみることが鍵である。私はハゲの治し方を拡散し、世の中のハゲ達を救う。その思いでこのブログを開設した経緯である。

 

ハゲに幸あれ。