私が世界のハゲを救う

人は何故ハゲるのか、ハゲは何故治らないとされているのか、真剣に考察して独自のハゲ理論を展開し、世界のハゲ達を救うブログ。

姿勢が悪いヤツはハゲ界に片足を突っ込んでいる

姿勢の良し悪しが血流に与える影響は大きい。もっと短絡的に言えば、姿勢が悪いとハゲることがあるということだ。「姿勢が悪い」というのは、ここでは基本的に「猫背」のことを指す。なぜ猫背でハゲるのか、その原因を以下で説明する。

 

まず猫背の定義から始める。猫背は背中が丸く、顎が前に出ている格好を言う。背中が丸いと重心が後方に移動する。重心が後方に移動すると重心バランスが悪く立っていられないため、重心バランスを補正するために顎が前に出る。この背中が後ろに出て顎が前に出ているのは、なんとも不細工な恰好である。

 

顎が前に出ると、やってみれば分かるが、首の後ろの筋肉が縮む。この筋肉は、僧帽筋や後頭筋から成る。長時間縮み続けることで凝り固まって柔軟性が無くなり、周囲の血管を圧迫して血流を阻害する。すなわち、頭部への血流が減る。やがて、毛根に十分な血液が巡らず、次第に毛根が弱って頭髪を生やす能力が衰退し、毛を無くす。

 

現代人はデスクワークが多く、全身を動かす機会が少ない。1日をほぼ同じ姿勢で過ごす人も少なくない。1日中猫背でデスクワークに勤しみ、その姿勢で筋肉が凝り固まって定着するものだから、立っても猫背のまま。首の後ろの筋肉群は常に縮んだ状態で硬結する。

 

また、スマートフォンの普及により、スマホをいじるために俯いた姿勢を長時間とりがちだ。頭部は重い。成人で約5kgあり、その重さはボウリング球(11ポンド)と同じ程度だ。俯いている間は、この重い頭部を筋肉が支えなければならない。その役目を果たすのは、またまた首の後ろの筋肉群である。これだけ酷使されると凝り固まるのは十分納得できるものである。

後頭筋が縮むということは、後頭部および頭頂部の皮膚を引っ張ることになる。この結果、頭皮は突っ張り、毛細血管の先まで血流が十分に巡らなくなる。このことは、下記記事で詳細に述べており、前頭筋・側頭筋・後頭筋の拮抗具合でハゲ方が決まる。

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以上の通り、姿勢が悪いことで血流が阻害され、ハゲ3大原因のひとつである「1. 頭皮に十分な血液が巡っていないから」に該当することになる。ハゲを改善したいなら、頭部への血流が阻害される行為を行ってはならない。姿勢を正すことが良いのは言うまでもないが、更に言うと、頭部への血流を促進する行為を行うべきである。それは運動であったりストレッチであったり、心臓を強く動かして、血液を巡らせるためのポンプ作用を強めることが効果的である。

 

姿勢を正すことは、ハゲ以外にも効果がある。それは、「カッコよくなる」ことである。稚拙な表現であるが、カッコいい人間になるには、姿勢が正しいことは必須である。逆に言うと、姿勢が悪くてカッコいい人など存在しない。それくらい姿勢はビジュアル面で重要なファクターである。

 

そもそもハゲを治したい願いの背景には、コンプレックスを無くして自信を持ち、「カッコよくなる」ことが含まれていることと思う。姿勢を正すことは、まさに一石二鳥である。

 

ハゲに幸あれ。