薄毛を克服するには身体の内部から変えなければならない
血液の品質がいかに重要か理解すべし
この記事では、血液の話をする。そして、いかに血液の品質が重要かを説明する。
血液は、血管を通じて全身の隅々まで循環している。心臓から送り出され、各臓器、指先やつま先、もちろん頭皮へも血液は巡っており、それは絶え間なく、いかなる状況においても例外はない。言い換えると、血液が巡っていないことには身体を健全に保つことができないということだ。
血液を巡らせるという意味では、血管が柔軟で十分な太さを持っていれば、物理的には十分な血液を巡らせることができるが、ここで忘れてはならないのは、「血液の品質」である。いかに隅々までスムーズに血液を届けようとも、血液の品質が悪ければ届いていないのと同義だ。喉が渇いて水を飲むために蛇口をひねったものの、泥水ばかり出てきたのでは喉を潤せない。そんな状態だ。
汚い血液が身体に与える影響とは
血液の品質を学術的に表現するのは難しいが、大きな目安となるのは、「血液のpH」だ。pHとは、酸性~中性~アルカリ性の度合いを示す数値であり、pH=7が中性を意味する。数値が小さいほど酸性を示し、数値が大きいほどアルカリ性を示す。
健康な人間の血液のpHは、おおよそ7.35~7.45と言われており、弱アルカリ性を保つようにできている。しかし、生活環境によっては血液のpHが乱れる。pH=7.35を下回る酸性の血液になると、身体には良くないことが分かっている。pHの数値が小さいほど、つまり酸性度が強いほど、血液は汚れているのと同義なのだ。
血液が酸性となり汚れた状態になると、血中の汚れを血管壁にへばり付かせて血液を浄化する機能が働く。その結果、血管壁が厚く硬くなり、柔軟性を失う。硬くなった血管はポンプ作用が弱まっているため、心臓から血液を強く押し出して、なんとか血液を全身に巡らせようとする。これが高血圧である。また、これは動脈硬化でもあり、脳卒中や心筋梗塞を引き起こす。更に、血液が汚く品質が悪いために、臓器不全を起こすこともあるし、癌にもなり得る。癌は、血液を浄化するための最終安全装置なのだ。
まとめると、血液が綺麗でないと薄毛を治せない
血液が酸性であることがいかに危険であるかが分かったと思う。このような事態を引き起こすくらいの低い品質の血液では、当然のことながら、頭髪を育てることもできなくなる。だから、当ブログでは散々言っているように、「2. 血液の品質が悪いから」がハゲ3大原因のひとつだし、薄毛を克服したいのであれば、血液の品質を良くしなさいと言っている。
上記リンクの記事の通り、血液の品質を改善するには、食生活の改善が要となる。実践することによるデメリットは全くないので、対策を必ず生活に取り入れて欲しい。
ハゲに幸あれ。